『反日デモとマスク2』 2005年4月11日(月)

中国では、反日感情が高まっているのか「反日デモ」が起こってるようです。
小泉総理の靖国参拝で、日中の首脳同士の訪問が行なえない状態になったり、中 国のある都市で、日本人が「集団買春」したとか、中国で行なわれたサッカーの 試合で、観客が日本の国歌にブーイングしたり、日本人サポーターに物を投げた り、、、。
なにやら、中国人は、最近、日本人をよく思ってないようです。

なぜなんだろう?と思って、インターネットで知り合った中国の人と、チャット で会話してみました。お互い得意でない英語だったので、ちょっとすれ違いもあ るようですが、こんなことを言ってました。

「なんで、中国の人は、“反日感情”なんて、もってるの?」
「そりゃ〜当然だ。日本は、小泉総理が、軍国主義の象徴たる靖国神社に参拝し、 侵略戦争を美化しようとしている」
「そんなこと、誰が言ってた?」
「人民日報」
「人民日報って、中国共産党の機関紙でしょ?
日本でいったら、日本共産党の“赤旗”みたいなもんでしょ?」
「赤旗は、知らないけど、人民日報は、共産党の機関紙だよ」

「だから、中国共産党は、自分の党に都合のいいことしか、書かないんじゃないの?  政党の機関紙なんて、そんなものでしょ?」
「そうなのか、、、?
でも、日本が、侵略戦争を美化する教科書を使ってるのは、事実だろう?」
「そんなことないですよ。
日本とアメリカが昔、戦争したことを知らない若い人もいるくらいだから」
「なにっ?! そんなバカな!」
「いや、ほんとですよ。そういう若者が、日本にはいるんですよ」

「それに、領土問題といわれる竹島や尖閣諸島が、どこにあるかも知らない人 も、多いですよ」
「そんなこと、あるはずない!」
「いや、ほんと。そういう人は、結構いますよ」
「まぁ、いたとしても、極々わずかだろ?!
そういう極わずかの人がいるからって、全体というか、多くの人が、そうだと いうわけじゃないだろ?」

「そう。そういうことですよ」
「どういうことだ?」
「つまり、侵略戦争を美化するような人がいたとしても、極々わずかな人だということ。 日本人の多くは、そんなことは思ってないですよ。
日本人は、中国や韓国の人と仲良くしたいと思ってますよ」

「そうか。そうなのか」
「そうですよ。この写真、見えるでしょ? 渋谷の女子高生」
「なんだね、この人たちは?」
「映画の宣伝ですよ。
この人たちは、侵略戦争を美化したり、また侵略しようとしてると思いますか?」
「う〜ん、そうは見えないなぁ〜、、、」
「でしょお〜、人民日報の記事より、こっちの写真の方が、日本の現状を正確に 伝えてますよ、、、」

ここまで話したところで、向こうのネット・カフェに、公安警察が来たからとい うことで、会話は終わりました。


女子高生50人:緑のマスク姿で渋谷に出現 映画の宣伝で
女子高生@渋谷
映画マスク2の宣伝で渋谷・ハチ公前で“2サイン”をする女子高生たち

 マスクをかぶった制服姿の女子高生50人が10日昼、東京・渋谷に出現し た。不思議な緑色のマスクをかぶると超人的な能力が身に付く大ヒット映画第 2弾「マスク2」(16日全国公開)の宣伝のためで、着ぐるみ姿の宣伝部長 「マスク・ベイビー」とともに渋谷の街をねり歩き、道行く人を驚かせた。

 一行は宮下公園でマスクをつけるなどの準備を整えると、いざ出陣。割引券 付きのチラシを配りながら、公園通りやスペイン坂、センター街や109など 渋谷の名所を歩いた。最後は、映画の中で犬がマスクをかぶってしまうシーン にちなんで、ハチ公像にマスクをかぶせ、記念撮影。もちろんポーズはタイト ルにちなんでピースではなく、「2(ツー)」で全員揃えた。

 一行を目撃した歩行者は口々に「怖い」「きしょい(気持ち悪い)」などの 声を上げていたが、着ぐるみ宣伝部長に手を振られると「カワイイー」と握手 を求める人もいた。

写真特集はこちら
http://www.mainichi-msn.co.jp/geinou/etc/photo/20050410/ 毎日新聞 2005年4月10日
-------------------------------------------------------------------------
中国反日デモ:喧騒にさらされる日本企業 中国広東省

 「世界の工場」として日系企業が相次いで進出している中国広東省で10日、 大規模な反日デモが起こった。理性的な行動をとるように再三呼びかけられたに もかかわらず、一部の参加者が暴徒化する背景には、沿道の市民による声援と警 察の事実上の黙認があった。

 10日午前、広州市中心部にあるしゃぶしゃぶ料理店の前をデモ隊が通りかか ると、参加者のシュプレヒコールが一段と高まった。店は営業していなかった が、警備員3人が店の前で警戒する。一部の参加者が卵やトマトを店に投げつ け、突進しようとするが、デモ隊を統制していた若者らが制止。すると、そのス キをぬうように20歳代とみられる男性がドアのガラスをけ破った。

 さらに店の前に止めてあった三菱自動車製のセダンを数人がたたくなどして、 屋根をへこませた。所有者の中国人男性が「なんでこんなことをするんだ?」と 叫ぶと、「政府がなんで日本車を使うんだ?」とデモ参加者の若者に逆に詰め寄 られた。行政組織のプレートが車内にあるのを見て、若者が反発したらしい。警 察官が「あきらめろ」と言うように所有者の男性の肩をたたいた。

 日系スーパー「ジャスコ」が入るショッピングセンターでは100人以上の警 官隊に阻止されて、大部分のデモ隊は中に入ることができなかった。しかし、一 部の参加者が中に進入し、「日本製品をボイコットせよ」と叫ぶと、それまで遠 巻きに見ていた買い物客らもそれに応え、シュプレヒコールが店内に響いた。 「原爆で日本を滅ぼせ」「中日断交」などと過激な内容のプラカードを掲げる参 加者もいた。

 警官隊は再三にわたってデモ隊を別の方向に誘導しようとしたが、そのたびに 参加者は「売国奴を打倒せよ」と叫ぶ。警官隊はデモ隊が反政府活動に転じるこ とを恐れ、強制的な排除には踏み切れないようだ。

 また、デモ参加者には、90年代以降に中国で強化された愛国教育を受けた若 者が目立つ。英雄視された反日デモが市民らの強い支持を受ける中で、さらにエ スカレートする危険性をはらんでいる。

 広東省にはホンダや日産自動車、トヨタの3大自動車メーカーなどが進出して おり、地元商工会に登録された日系企業だけでも約350社。広州市の日本総領 事館によると在留邦人の届け出は約6500人だが、長期出張者らを含めると1 万人以上の日本人が滞在しているという。毎日新聞 2005年4月10日



line


掲示板へ

next

back

index

menu

home




SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送