『竹中平蔵の“対案を出せぇ〜!”』 2005年8月29日(月)

「郵政民営化を問う!」と言って、小泉総理の始めた選挙ですが、そ のとおりに、郵政民営化を説いて回っている竹中平蔵大臣。(今、何 の大臣でしたか、、、定かでない!?)
昨日(8/28・日)、テレビ局をはしごする合間、移動中の車の中で、 インタビューさせていただきました。

「竹中大臣、お忙しいところ、恐れ入ります、、、」
「いやぁ〜、いいんですよ。たいした相手じゃないですから」
「討論の相手方がですか?」
「ええ。社民・共産は、もう、おしまいだし。新党も、何を言ってる のか、わけがわからんでしょう?」
「まぁ、そういえば、そうですかねぇ〜、、、。
あっ、でも、民主党は?」
「うん、民主党ね。でも、あそこもダメですよ〜。
対案も出せないんだから、、、」

出ました。
『対案』。
竹中先生の討論を見ていると、よく、この「対案」という言葉が出て きて、「対案を出せぇ〜!」と言ってる場面を、目にします。
そこで、聞いてみました。

「あの〜、竹中大臣。“対案”についてですが、、、」
「どうしましたか?」
「竹中大臣は、与党の議員でもありますけど、閣僚。大臣でしょ?」
「ええ」
「ということは、政策を出すときとか、法案を作るときは、官僚を使 うわけでしょ?」
「そうですよ、当たり前じゃないですか?!」
「それは、そうなんですが、、、。
でも、民主党は、野党でしょ? 竹中大臣が使えるように、官僚など を使えないんじゃないですか?」
「そりゃ、そうですよ。官僚は、公務員ですから。政党の対案を作る ために、官僚が働くのは、おかしいでしょ」

そういわれると、そういう気もしますが、、、。
でも、ちょっとおかしい。

「それじゃあ、竹中大臣。官僚は、給料やボーナスをもらって、仕事、 公務として、竹中大臣の政策や法案を作るわけですね?」
「そうですよ」
「一方で、野党の民主党には、そういう協力というか、対案つくりを、 官僚が手伝うことはないんですね?」
「当然でしょう」
「それじゃ、不公平になりませんか?」
「どうしてですか?」
「いや、、、。
竹中大臣は、官僚を使って自分の法案を作っておいて、それが使えな い人たち、民主党に対して、“対案を出せ”というのは、、、。
同じ土俵で戦ってないというか、、、」
「いや、そんなことはありませんよ。
政権を狙うという政党なんですから、対案も出せないで、政権担当能 力があるとはいえませんよ!」

民主党との1対1の党首討論は、他の野党に不公平になるから、しませ んという自民党なのに、対案のことでは、あまり「公平」ということ は、問題にならないようですが、、、。
さらに聞いてみました。

「それで、竹中大臣。もし、民主党が対案を出したら、どうするんで すか?」
「どうせ、ろくなものじゃないでしょうから、叩き潰しますよ」
「ほぉ〜、、、。もしも、いいものだったら?」
「そのときは、パクリます」

どうりで、どういう対案が出て来ても、有利に利用できるんだから、 対案を出せ!対案を出せ!とせっつくわけですねぇ〜。




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