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『石原都知事のフランス語講座』
2005年7月19日(火)
石原慎太郎・東京都知事が、また訴えられました。 前回は、ババアに対して、「ババア」と発言し、ババアから訴えられてました が、裁判は、損害賠償する必要なしとなって、勝訴となりました。ただ、都知事 の発言としては、いかがなものか、とはいわれていたようですが。 今回は、フランス語が、「数が数えられない言語であり、公用語として通用しな い」という発言を聞いたフランス人が、「フランス語で、数は、ちゃんと数えら れる。フランス人の名誉を毀損した。損害賠償を」と訴えたものです。 そこで、フランス語・英語をはじめ、数ヶ国語を話される舛添要一参院議員に、 聞いてみました。 「舛添先生、さっそくですが、石原都知事は、フランス語では、数を数えられな いと言ってますが、、、」 「そりゃ〜、能力の問題でしょう」 「誰の能力ですか?」 「もちろん、話す人の能力ですよ。 つまり、フランス人は、みんなフランス語で数を数えます。 自分の年齢を聞かれて、英語で頭に浮かび、それをフランス語に直して話す。そ んなフランス人を、私は知りません 石原都知事に、フランス語の能力がないからといって、フランス語が、公用語と して通用しないことにななりませんよ」 「そうですか、、、。じゃ、裁判は、石原知事の負けですね?」 「いや、そうでもないですよ」 「どうしてですか?」 「ババア発言を知ってるでしょう? あれと同じですよ」 「どういうことです?」 「つまり、適切でない発言をしたからといって、全部、賠償していてはきりがな いでしょう。裁判所は、そこを考えるんですよ。人権侵害とか、著しい名誉毀損 とか。そんな重大なことでもないと、損害賠償は、認めない傾向にありますか ら、日本の裁判所は」 「そうなんですか、、、。 それじゃ、日本のそういう裁判制度が、石原都知事のああいう発言を許している。 そうなりますか?」 「まぁ、そういう面もありますかねぇ〜」 「じゃあ、石原都知事のああした発言は、この先も続くんですか?」 「そうなりますかねぇ〜」 「そうですか、、、」 「でも、悪いことばかりじゃないですよ」 「何がですか、先生?」 「石原都知事は、あれこれ言ってるだけで、その一部にマスコミが反応したり、今 回のような裁判になったり、騒がれることを楽しんでるだけですよ、、、」 「え〜と、先生、つまり、、、?」 「あまり害は、ないということですよ」 「ええっ? そうでしょうか? 中国に対して、かなり辛らつなことを言ってますけど、、、」 「中国ですか、、、。じゃあ、聞きます。 中国の北京は、東京と姉妹都市。友好親善を図る都市となってますが、石原都知事 は、これを解消しましたか? 解消しようと主張したことがありますか?」 「姉妹都市ですか、、、。ないと思います」 「そんなことしたら、大変でしょう。日中貿易とかね。 だから、しないんですよ」 「ああ、そうなんですか。ちゃんと考えて発言してたんですか、石原都知事は」 「いや、そういうわけじゃないですよ。 ただ、相手と真っ向勝負になるようなことは、しないというだけですよ。 あまり考えて発言してるとは、とても思えませんねぇ〜」 「でも、先生。 相手と真っ向勝負になるようなことはしない、といっても、たとえば、中国です が、靖国参拝をして、“東京都知事として参拝した。くだらんことを聞くな!”と 言ってましたよ」 「うん、そうですよ。 だから、それで、日本のマスコミも、中国も、韓国も、“また軍国おじさんが、お かしげなことをしている”程度にしか思ってないから、誰も、相手にしてないでし ょう?」 「そっか。小泉総理の靖国参拝では、訴訟が何件も起きましたけど、石原都知事の 参拝では、裁判にはなりませんねぇ〜」 「そう。だから、放置しとけばいいんですよ。 あの人を相手にするのは、怒ったフランス人や、怒ったババアくらいでしょう」 「なるほど、、、。 いやぁ〜、今日は、どうもありがとうございました」 「いやいや。 私が、総理になるときは、よろしくね!」 「舛添先生が、総理に?」 「そう。だから、石原都知事を、ここで叩いときたい」 「はぁ〜ん、なるほど、、、」 いつも明解に解説してくれる舛添先生でした。 |
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フランス語賠償訴訟、石原都知事が反論 2005年07月15日22時55分(朝日新聞 http://www.asahi.com/) 「フランス語は数を勘定できない」と発言した東京都の石原慎太郎知事に対 し、仏語学の校長らが損害賠償などを求めて提訴したことについて、同知事は1 5日の記者会見で「言語が、不便だからという理由で忘れられていくというのは 非常に残念な気がする。そういうことで申し上げた」と反論した。 石原知事は仏語や仏文化に愛着があるとしながら、「91」を「四つの20と 11」とするなど仏語独特の数え方を挙げて「かつて外交官の公用語として幅を きかせたが、科学技術の討論をしたりするときに非常にやっかいなんで、だんだ ん外れていった」と指摘。提訴に対しても「批判が当たっているか当たっていな いか真摯(しんし)に考えるべきではないか」と反論した。 ------------------------------------------------------------------------- 「仏語は国際語失格」発言、石原知事を相手に提訴 東京都の石原慎太郎知事(72)が「フランス語は数を勘定できず、国際語と して失格」と発言したことに対し、都内のフランス語学校の校長らが13日、 「名誉を傷つけられ、営業を妨害された」として、石原知事に計1050万円の 損害賠償と謝罪広告の掲載を求める訴訟を東京地裁に起こした。 訴えたのは、「クラス・ド・フランセ」(東京都港区)のマリック・ベルカン ヌ校長と、その呼びかけに応じたフランス語研究者や通訳ら計21人。 訴状などによると、問題の発言は、昨年10月に都庁内で開かれた「首都大学 東京」(今年4月開校)の支援組織設立総会で飛び出した。仏文学を含む文系の 教員が、前身の都立大より教員数が減らされることなどから、同大の設立に反発 しており、石原知事はフランス語を「国際語として失格」と述べたうえで、 「(フランス語に)しがみついている手合いが(開校に)反対している。笑止千 万だ」と発言したという。 原告側は「フランス語は数を数えられるし、国際機関でも公用語として使われ ている」と主張している。 都知事本局秘書課の話「訴状が届いていないので何とも申し上げられない」 (2005年7月13日13時45分 読売新聞) |


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