|
『21世紀の黒船来航』
2005年3月18日(金)
江戸時代の終わりころ、ペリーが艦隊を引き連れ、浦賀沖に現れ、開国を迫りました。 江戸幕府は、大慌てで対策を練りますが、とりあえず、来年また来てくれ、と言って 追い返しました。しかし、それが、開国の第一歩となったことは、歴史が語っていま す。 今日、来日するライス国務長官も、日本に開国を迫るペリー級の衝撃をもって、 日本政府に迎えられるようです。 それは、ライス長官が、牛肉の輸入再開を日本に迫ってくるだろうと思われるから です。 アメリカは、BSE牛は、発見されたけど、十分な対策を取ってるから、もう安全だ。 アメリカ人は、すでに、牛肉を食べている。同じものを日本に輸出しても、安全性 は保証されてる。と主張して、去年から、日本に牛肉の輸入再開を迫ってきていま す。 日本は、なんとか、結論を先延ばししようと努力してきましたが、今回は、そうは いかないでしょう。 ライス国務長官が相手だからです。 小泉総理とライス国務長官の会談が、行なわれます。 ライス長官が、牛肉の輸入再開を強く要求すると、小泉総理は、断りきれないでしょう。 それは、小泉総理も、日本人も、十分理解しています。 小泉総理に期待しているのは、牛肉の輸入再開で、日本が譲歩する代わりに、北朝 鮮の拉致問題では、日本を支援すると約束を取り付けることです。 私の予想では、こうなります。 小泉総理とライス長官の会談は、なごやかに進み、予想通り、日本は牛肉の輸入再 開を約束します。その見返りとして、小泉総理は、ライス長官から、北朝鮮の拉致 問題では、日本を強く支持するという約束を取り付けます。 会談の後の記者会見では、牛肉の輸入再開の問題は、ほとんど話題にならず、主に、 北朝鮮の核開発問題、中国の軍事力強化への対応を話し合ったと発表される。 外交交渉ですから、正直に、すべて公表されることはありません。 では、その後、どうなるんでしょう? 小泉総理が、ライス国務長官に約束した牛肉輸入再開は、すぐに実行されました。 では、アメリカの約束した北朝鮮の拉致問題への協力は? アメリカは、北朝鮮の核開発問題には、熱心に取り組んでますが、日本の抱える拉 致問題には、あまり関心を示しません。 「どうなってるんだ? ちょっと調べてみてくれ」 小泉総理から、頼まれた細田官房長官が、アメリカ大使を通じて、確かめてみると、 「アメリカは、北朝鮮の将軍さまに、圧力をかけたが、北の将軍さまは、応じなか った」と、国務省から報告が来た。 小泉・ライス会談に立ち会った人たちの間では、どうも、損をしている気がするな ぁ〜と感じているようです。 |
|
米国産牛肉、輸入再開しないと制裁 上院にも対日決議案 2005年03月18日10時43分 牛海綿状脳症(BSE)に感染した牛が見つかってから停止されている米国産 牛肉の輸入再開問題で、米上院議員9人は17日、日本が牛肉の輸入を再開しな ければ米通商代表部(USTR)が日本に対して報復の経済制裁措置をとるよう 求める決議案を議会に提出した。すでに下院にも今月3日に同趣旨の決議案が出 されており、日本政府に対する政治的圧力はさらに強まりそうだ。 代表して記者会見したスーン議員(共和党)は加藤良三駐米大使と11日に会 談した際、いつ輸入を再開するのか今後の日程について説明がなかったことを指 摘。「見通しが立たないことに非常にがっかりした。畜産業が盛んな州を代表す る我々は堪忍袋の緒が切れた」と決議案提出の理由を説明した。 さらに「米国の消費者と牧場主は米国産牛肉が安全なことをよく知っている。 日本が輸入を再開しない科学的な根拠は何もなく、輸入禁止は不公正な貿易障壁 であり、米国の強い反応を招くことになる」と警告した。 米議会は21日から復活祭の休会に入るため、決議案の審議は4月以降にな る。たとえ採択されても米政府に対する法的な拘束力はない。しかし、米議会対 策に苦慮しているブッシュ政権にとっては重圧になっており、18日から訪日す るライス国務長官は日本政府により積極的な対応を強く求めることになりそうだ。 (朝日新聞 http://www.asahi.com/) |


| 広告 | [PR] 花 転職支援 ヒートテック わけあり商品 | 無料レンタルサーバー ブログ blog | |