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『オレも連れて行けよ:北側大臣』
2005年3月28日(月)
今日3/28(月)、トラブルが続いている日本航空を、監督官庁の国土交通省の お偉方が、査察しました。「異例」のことだそうです。 査察チームが、本省に帰って来ると、玄関に、大臣官房長が待っていた。 「おおっ」と思った査察チームは、大臣室に呼ばれた。 異例の査察をやったので、大臣から、じきじきに、お褒めの言葉でももらえるのか と、わくわくして、エレベーターに乗った。 大臣室に入ると、北側大臣が待っていた。 「ご苦労さん。まぁ、かけて」とイスを勧められた。 「はい、ありがとうございます」といいながら、座ろうとしたが、腰がイスに付く か付かないかという瞬間に、大臣が言った。 「みんなねぇ〜、なんで、オレも連れてってくれないわけ?」 「はぁ〜?」 「JALの査察だよ。オレも行きたかったなぁ〜」 「いえ、大臣は、お忙しいだろうと。このような査察に大臣が行ったということは、 前例がありませんし、、、」 「また、官僚は、すぐ“前例、前例”って、言うんだから。 自分たちに都合がいいときには、前例にないことでも、“新しい時代を迎えて”な んて言って、平気でやるくせに」 「そんなことはありませんが、大臣。どうして、査察に行かれたいと?」 「マスコミが来てただろ?」 「はい」 「それだよ」 北側大臣は、イライラしたように、席を立って、歩きながら話した。 「マスコミ。特にテレビに顔を出さないと、政治家は終わりなんだよ」 「大臣、そのようなことは、、、」 「いや、そうなんだよ。キミら、官僚は、身分が安定してるから、国民に顔を見せ る必要もないだろうが、政治家となると、そうはいかん」 「そうでしょうか、、、?」 「じゃあ、聞くが、前任の石原大臣。石原くんは、何をやった?」 「一言では、ちょっと、、、」 「道路公団のたぬきオヤジを追い出した。だろ?」 「はぁ、、、」 「国民は、そんなことしか記憶にないんだよ。マスコミ、テレビに取り上げられる ような話題になったのは、あれだけだろ」 「まぁ〜、そうでしょうか」 「だろ? 今日は、テレビが来てただろ?」 「ええ」 「そう。そういうときには、国交省の大臣として、私が顔を出さないと、国民に、 私が何をやってるか、わかってもらえないんだよ。 ニュースで、“北側大臣自ら、JALを査察”と報じられないと、得点は稼げないだよ。 わかるかなぁ〜? キミらの中にも、政治を志す者はいるだろう? そういう世界 なんだよ。 いいかね、次回からは、テレビカメラが来るような視察には、必ず、私を連れて行くように。 いいね。わかったね?」 北側大臣とのミーティングは、こうして、10分ほどで終わった。 |
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トラブル・ミス頻発の日航、国交省が異例の査察 トラブルや運航ミスなどが相次いでいる日本航空に対し、国土交通省は28日、 岩崎貞二・航空局長が率いる「特別査察チーム」を同社に派遣し、安全体制の見 直し状況を検査した。 航空会社に対する査察は極めて異例。国交省では今後、日航以外の航空会社に 対しても順次、査察を進める。 日航に対する査察はこの日、午前9時から開始。航空局長と係官ら10人が同 社東京空港支店(羽田)などで、運航、整備、客室乗務など各部門で行われてい る安全体制の確認作業が規定通りに行われているか検査した。 日航を巡っては、航空法に基づく事業改善命令を受けた22日にも、福島空港 で起きた尻もち着陸はじめトラブル4件が同時発生するなど、ミスやトラブルが 止まらない。岩崎局長は日航に対し、「人為的なミスが多い。まずは現場の声を きっちり吸い上げ、万全の体制でやって欲しい」と指示した。 (2005/3/28/12:04 読売新聞 無断転載禁止) |


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