コラムの内容には、架空の話も含まれます。
くれぐれも、ご注意ください。



『ヒゲの殿下の反乱』 2005年11月8日(火)

それは、11/3(木)「文化の日」。
空の高いところに、雲がふわふわ浮いてるような、暖かな朝でした。
天皇陛下が、作業着を着て、庭で菊の手入れをなさっているところへ、 血相を変えた侍従長が飛び込んできた。

「陛下! 陛下! 大変です!!」
「どうしました、渡辺さん、そんなにあわてて?」
「陛下、これをご覧ください」と言って、渡辺侍従長は、新聞を差し 出した。
「う〜ん、昨日の東証は、、、」
「いえ、陛下。株価ではございません、こちらを」と侍従長は、新聞を めくろうとしたとき、陛下は、「ともちゃんだろ? 知ってますよ」
とおっしゃった。

「あっ、陛下、ご存知でしたか。
はい、ェ仁親王殿下が、女性・女系天皇に反対とのご意見を、出された ことが、新聞に出ています、、、」
「そんなことで、走ってきたんですか、渡辺さん?」
「ですが、陛下、一大事です!」

天皇陛下は、手渡された数種類の新聞を、パラパラとめくられた後、す べて承知のことであったかのように、新聞を侍従長に返した。
背を向けて、菊の手入れに戻られた陛下に、侍従長は、言った。
「陛下、いかがいたしましょう?」
「別に、、、ほおっておきなさい」
「しかし、陛下。それでは、皇室内に、女性・女系天皇に反対する意見 があるかのように、受け取られてしまわないでしょうか?」
「そういう意見は、確かにあるんですよ、渡辺さん」

「ええっ、ほんとうですか、、、陛下?」
「そう。でもねぇ〜、渡辺さん、、、まぁ、キミだから言うが、、、。
もう何十回も、皇室では、女性・女系天皇の議論をしてるんだ。秘密の 会議でね」「ははぁ〜、それで、、、」
「ともちゃんは、最後まで反対の意見を曲げなかった。
でも、雅子さんや紀子さんも、出席するからねぇ〜、皇室の会議だから。
特に、雅子さんを、議論で打ち負かせる人はいないだろう?」
「そうでございますか、、、」
「だから、結局、多数決でね、皇室として、女性・女系天皇に賛成とい う結論になったんだよ。男・7対女・8だからねぇ〜、今の皇室の 勢力図 は、、、仕方ないよ。」

「そうでございましたか、陛下、、、。
あの〜、陛下、それでは、なぜェ仁殿下は、このようなご発言を?」
「それはねぇ〜」とおっしゃって、陛下は、侍従長の方に向き直って、 侍従長の持っていた新聞を取ると、「え〜と、これじゃないな。あっ、 これだ」とおっしゃって、ェ仁殿下の4番目の提言“側室制度の復活” が書いてある新聞を指して、おっしゃった。
「これですよ。
ともちゃんは、側室がほしいんでしょう」
「側室でございますか、陛下?
いや、しかし、なんのためでございましょう?」
「自分の子供を天皇にしたいんでしょう」
「あの〜、陛下。どういう意味でございましょう?」
「つまり、側室制度が認められる。自分は、側室を持ち、男子を出産さ せる。ここまではいいかね?」「あっ、はい」
「だが、徳仁も文仁も、側室制度ができても、そんなもん、利用できる わけがないだろう、妻がいるんですよ、、、」「あっ、はい」
「すると、どうなる? ともちゃんの長男が将来の天皇になる」

「はぁ〜、そういうことでしたか、、、。
では、陛下、皇室としては、女性・女系天皇に賛成であるという意見を、 お出ししましょうか?」
「その必要はないでしょう。
国民の多くは、女性・女系天皇を認めてるようだし、ともちゃんの意見 を聞いても、“何をいまさら!?”という感じだろう?」
「おそらく、そのようで、、、」
「まぁ、そうですねぇ〜、皇室に近い人の話というくらいで、週刊誌に でも書かせておくくらいにしておきますか」
「かしこまりました、陛下」
「あっ、渡辺さん。週刊誌は、新潮がいいかな。あそこには“貸し”が ある」「すぐに手配いたします、陛下」

天皇陛下は、また、菊の手入れに戻られた。


寛仁さま、女系天皇に異論 「ひとり言」と随筆
2005年11月03日22時38分

 三笠宮寛仁さま(59)が、女性・女系天皇を容認することについ て、異議を唱える趣旨の随筆を自ら会長を務める福祉団体「柏朋会」 の機関誌に寄稿していたことがわかった。小泉首相の私的諮問機関 「皇室典範に関する有識者会議」(吉川弘之座長)は、最終報告に向 けて女系・女性天皇を容認する方針を固めており、この方向性に疑問 を唱える形となった。皇室典範論議について、皇族の肉声が明らかに なったのは初めて。

 憲法上、天皇や皇族は政治的発言ができないとして、「身内の小冊 子でのプライベートなひとり言」と断りながらも「世界に類を見ない 我が国固有の歴史と伝統を平成の御世(みよ)でいとも簡単に変更し て良いのか」と問いかけている。

 「近況雑感」と題された随筆は「皇統が貴重な理由は、神話の時代 から連綿として一度の例外も無く、『男系』で今上陛下迄(まで)続 いているという厳然たる事実」と指摘。さらに「古代より国民が『万 世一系の天子様』の存在を大切にして来てくれた歴史上の事実とその 伝統があるが故に、現在でも大多数の人々は、『日本国の中心』『最 も古い家系』『日本人の原型』として、敬って下さっている」と述べ たうえで、皇位継承の男系主義を崩すと「いつの日か、『天皇』はい らないという議論に迄発展する」と危機感をにじませている。

 有識者会議の吉川座長は記者会見で、皇族の意見聴取は念頭にない と表明しており、仮に意見が明らかになったとしても「議論に影響は ない」としていた。
(朝日新聞 http://www.asahi.com/)
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寛仁親王:皇位継承資格で「男系男子維持を」と寄稿

 寛仁親王殿下(59)が、自ら会長を務める福祉団体の会報に、皇 位継承資格について「(男系で続いてきた)我が国固有の歴史と伝統 を簡単に変更してよいかどうか」とのエッセーを寄稿していたことが 分かった。小泉純一郎首相の諮問機関「皇室典範に関する有識者会議」 が先月一致した「女性・女系天皇の容認」に疑問を投げかけ、「男系 男子」継承を訴えている。

 今年1月に有識者会議が発足して以降、皇室典範改正問題に関して 皇族の考えが明らかになるのは初めて。福祉団体「柏朋会」(東京都 港区)が発行している「ざ・とど」の第88号(9月30日発行)で、 「とどのおしゃべり−近況雑感−」と題したエッセーで触れた。

 まず、「本来は首相傘下の審議会に諮られていますので政治問題で あり口出しできないが、本会報は市販されておらず、“身内”の小冊 子と理解し、“プライヴェート”に語るという体裁をとります」と記 述。

 「万世一系、125代の天子様の皇統が貴重な理由は、神話の時代 の初代・神武天皇から連綿として一度の例外もなく『男系』で今上陛 下まで続いてきているという厳然たる事実です」と男系男子継承を求 めた。

 そのための具体策として、(1)元皇族の皇籍復帰(2)女性皇族 に養子を認め、養子に皇位継承権を与える(3)廃絶になった宮家 (秩父宮、高松宮)の祭祀(さいし)を元皇族に継承してもらい再興 する(4)側室制度の復活−−を挙げている。

 寛仁親王殿下は天皇陛下のいとこにあたる。
毎日新聞 2005年11月3日
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「三笠宮寛仁さま、女性天皇容認に疑問…会報にエッセー」

 三笠宮寛仁さま(59)が、自身が会長を務める福祉団体の会報で 「女性天皇」に触れ、「歴史と伝統を平成の御世(みよ)でいとも簡 単に変更して良いのか」と、疑問を投げかけられていることがわかっ た。

 皇籍を離脱した元皇族の復帰や、元皇族を女性皇族の養子として皇 位継承権を与えるなどの方法により、男系継承を守るべきだとの考え を示されている。小泉首相の私的諮問機関「皇室典範に関する有識者 会議」は女性・女系天皇の容認を打ち出し、最終報告書の取りまとめ に入ったが、この問題について皇族が考えを明らかにしたのは初めて。

 寛仁さまの意見が掲載されているのは、福祉団体「柏朋(はくほう) 会」の会報。寛仁さまは「とどのおしゃべり―近況雑感」という題で エッセーを連載しており、その最新号で「政治問題で口出し出来ない のですが、会報は市販されておらず“身内”の小冊子と理解し『プラ イヴェート』に語るという体裁を取ります」と断って「女帝問題」を 論じられている。

 寛仁さまはまず、「万世一系、一二五代の天子様の皇統が貴重な理 由は、神話の時代の初代・神武天皇から連綿として一度の例外も無く、 『男系』で続いて来ているという厳然たる事実」と強調。〈1〉皇籍 離脱した元皇族の皇統復帰〈2〉女性皇族(内親王)に元皇族(男系) から養子を取れるようにし、その方に皇位継承権を与える〈3〉廃絶 になった秩父宮や高松宮の祭祀(さいし)を元皇族に継承してもらい、 宮家を再興する――などの方法を挙げられている。

 その上で、「陛下や皇太子様は、御自分達の家系の事ですから御自 身で、発言される事はお出来になりません」とし、「国民一人一人が、 我が国を形成する『民草』の一員として、二六六五年の歴史と伝統に 対しきちんと意見を持ち発言をして戴(いただ)かなければ、いつの 日か、『天皇』はいらないという議論に迄(まで)発展するでしょう」 と結ばれている。

 天皇や皇族は憲法上、政治的な権能を有しておらず、有識者会議は その意見聴取をしていない。
(2005年11月3日3時0分 読売新聞)



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