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『小泉 VS 亀井 の民営化論争』
2005年9月9日(金)
この選挙期間中の小泉総理の遊説距離が、どのくらいになるのか、ご 存知ですか? なんと、地球を2周半! というのは、ウソです。 私は、調べたことがないので、興味のある人は、自民党か内閣広報室 に、お問い合わせください。(?) そんな小泉総理が全国を遊説に飛び回っていた、ある日のこと。 新幹線での移動中、亀井静香氏とバッタリ遭遇。 「やあやあ、どうもどうも」となごやかに話し始めた二人でしたが、 やがて、民営化をめぐり、火花を散らす論争となりました。 「亀さん、違いますよ。民営化できるものは、民営化する。 なんで、民間人にできるものを、公務員がする必要があるんですか?」 「純ちゃんは、まぁ、なんでもかんでも、民営化、民営化って。 それじゃ、NHKも、民営化するのかね?」 「もちろんですよ。民放があるのに、なんで、NHKが必要なんですか」 「まったく、純ちゃんは、なんでもかんでも民営化すれば、うまくい くという、あの“民営化論学者”に毒されてるんじゃないんかね? イギリスにも、市場主義の権化のようなアメリカでさえ、公共放 送というのは、あるだろうに」 「いやいや、民営化できるものは、民営化するんです。 私は、国民と約束したんです!」 「純ちゃん、それじゃ聞くが、民営化したら、国は、もう放送の内容 に口出しできないわけだ」 「当然ですよ、亀さん。でも、民間人の方が、経営はうまいでしょう。 番組の内容も、おもしろいものを、たくさん作ってますよ」 「それじゃ、純ちゃん。もし、民営化されたNHKが、年末の紅白をやめ ても、文句はいえないわけだな?」 「紅白歌合戦ですか、、、?」 「そうだよ、純ちゃん。年末の、あの国民的な番組だよ。 どうなんだよ?」 「紅白は、なくならないでしょう、、、」 「なんで、そういえるんだよ、純ちゃん? もしも、視聴率が、このまま低くなって、40%を割り、30%を割るよう になったら、別の視聴率を取れる番組に変えるかもしれんだろう?」 小泉総理は、ちょうどグリーン車を通った車内販売で、ミネラルウォー ターを買うと、ゴクゴクと一気に半分飲んだ。 「どうなんだ、純ちゃん? 全国津々浦々に暮らす、おじいちゃん・おばあちゃんが、新年を迎える 準備を終わって、テレビの前にすわり、紅白歌合戦を見て、“ああ、今 年も終わったなぁ〜”と、一年を振り返る。そんな国民的行事の紅白を、 やめていいのかね?」 「いや、紅白は、残しましょう!」 「どうやって? 国が関与するのかね、純ちゃん?」 「ええ、国民的な番組は残して、そういう番組を楽しみにしている国民 に、迷惑がかからないようにしましょう」 「純ちゃん、そんなことができるのかね? 法律に書くのかね、紅白は やめないと?」 「う〜ん、民営化するんだから、そういうことはできないかなぁ〜」 「じゃ、どうする?」 「国民的な番組は残すと、法律に書いときましょう」 「そんなことをしても、紅白は国民的な番組とはいえなくなったと、NHK の経営者が言ったら、いつでも、紅白はやめられるじゃないか。そん なもの、何の保障にもならんよ、純ちゃん」 小泉総理は、ペットボトルの水を飲み干すと、座席から立ち上がって、グ リーン車内の乗客に向かって言った。 「乗客のみなさんに聞きたい。 NHKの受信料不払いが増える中、このままNHKに、国が関与する必要があ るんでしょうか? 民放は、しっかりやってる。民間人のほうが、いい 番組を作れますよ。なんで、民間人にできるものを、NHKがやらないと ならないんでしょう? 既得権ですよ。 乗客のみなさんにお聞きしたい。NHKは、民営化するべきでしょう?」 |


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