コラムの内容には、架空の話も含まれます。
くれぐれも、ご注意ください。



『竹島は安倍くんに任せとこう』 2006年4月20日(木)

「竹島」。
日本海にある小さな島ですが。
別に、美しい観光の島でも、軍事上の要衝でも、なんでもない、ただ の島です、、、。

そこが、えらい外交と、そして、もしかしたら、軍事上の大問題を引き 起こす場所となりそうな事件が起こってます。
首相官邸の総理執務室には、さっそく情報が上げられました。

「小泉総理、竹島が危険です」と首相秘書官。
「どうした、火山爆発か?」と小泉総理。
「総理、竹島です。火山じゃありませんよ。」
「ふ〜ん。そこが、どうしたんだ?」
「わが国が、調査に送ろうとしている巡視艇を、韓国は巡視艇で、妨害 しようとしています。」
「ほぉ〜、それは厄介だなぁ〜」
「総理、また、他人事のような、、、」
「いや。なんで、わが国の巡視艇が、竹島に調査に行くんだね?」
「はっ? 総理。総理が、命じられたんですよ」
「オッ、オレッ? そうだったかなぁ〜、、、?」

秘書官は、ため息をついたが、気を取り直して、説明した。
「総理がですねぇ〜、このところ、中国・韓国から、靖国問題で散々 叩かれてるから、一丁、仕返ししてやろうと。
それでも、中国を怒らすと面倒だから、韓国をからかうか?!
そうおっしゃって、竹島の海洋調査を命じられたんです」
「そうだったっけ、、、?
まぁ、キミがそういうなら、そうなんだろう」
「それで、どういたしましょう?」
「う〜ん、そうだなぁ〜、これは、面倒くさそうだから、安倍くんに 任せておこう」「安倍官房長官にですか?」
「そう。
今、安倍ちゃんは、何と言ってる?」
「え〜と、先日の記者会見では、、、」秘書官は、ファイルをめくった。
「“国際法にのっとった冷静な対応を”とおっしゃってます」
「いつまで、そんな冷静なことを行ってられるかな?」

秘書官は、心配そうに言った。
「総理、安倍官房長官に任せて、大丈夫でしょうか?」
「大丈夫だろ、、、?
それに、あと何ヶ月だ? 9月からは、安倍ちゃんが、総理なんだから、 一人で責任ある判断をするようになるんだ。 今から訓練しておいてもいいだろ。
それに、いざとなったら、私が出るし。」
「総理。
最後には、総理が出て、、、というのが、ほんとの狙いでは?」
「そんなことはないが、まぁ、そうなってもいいかな」

こんないきさつで、この案件は、官房長官の担当となった。
小泉総理から、この件を担当するようにと命じられた安倍官房長官は、 初めて、大きな仕事を任されたと、官房長官室で、小躍りしていたそ うですが、踊りをやめ、秘書官に聞いた。
「で、どうすればいい?」
秘書官は、答える。
「安倍長官は、いつものように、強気の姿勢で。
交渉は、外務省に任せましょう。」
「それで、大丈夫かなぁ〜?
韓国と戦争になったりしない、、、?」
「大丈夫です。
それに、6月の国際会議には、手を打ってありますから」
「6月の国際会議?」
「そうです。海底地形名称小委員会です。
メンバーの大半を買収済みです」

こんな“政治ゲーム”をするために、海上保安庁の人たちに、犠牲が でなければいいんですが、、、。


竹島周辺調査、悪天候で見合わせ 安倍氏「冷静な対応を」
海上保安庁
竹島周辺海域調査に備え鳥取県の境港沖で待機する海上保安庁の2隻 の測量船=20日午前9時9分、共同通信社ヘリから

 政府は20日、日本固有の領土である竹島(韓国名・独島)近海を 含む海域での海洋測量調査のため、境港沖に待機している海上保安庁 の測量船「明洋」(621トン)、「海洋」(605トン)の出航を、 悪天候を理由に見合わせた。一方、外務省を通じ韓国側と非公式折衝 を続け、円満解決を目指しているが、事態打開のめどはたっていない。

 安倍晋三官房長官は20日午前の記者会見で、「日韓の非公式折衝 の行方を見守っていきたい」とした上で、「お互いが冷静かつ国際法 にのっとって物事の決着をはかるのが大切だ」と述べ、反発を強める 韓国側に冷静な対応を呼びかけた。

 一方、麻生太郎外相は同日の参院外交防衛委員会で、「不測の事態 を避けたい。平和裏に解決されるよう外交ルートを通じ交渉している」 と述べ、話し合いによる事態収拾が望ましいとの考えを示した。

 これに対し、韓国側は潘基文外交通商相が同日午前、大島正太郎駐 韓大使をソウルの同省に呼び、改めて計画の撤回を要求した。韓国側 は、6月下旬にドイツで開催される国際会議「海底地形名称小委員会」 で、竹島周辺海底地形に韓国名表記を提案する姿勢に変わりはないと いう。

 また、防衛庁は「海上保安庁から支援要請はない」として、同日も 特別な警戒措置は取らず静観している。同海域では海上自衛隊のP3 C哨戒機が通常の警戒監視活動を行っている。

 舞鶴港(京都府)では海自護衛艦隊の集合訓練が18日から実施さ れており、イージス艦「ちょうかい」(長崎県佐世保基地所属)をは じめ、護衛艦など計22隻が同港に入港している。
(04/20 12:21)
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「過去の侵略正当化」 竹島調査計画で韓国大統領批判
2006年04月18日21時27分

 韓国の盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は18日、日韓が領有権を争 う竹島(韓国名・独島)周辺を含む排他的経済水域(EEZ)で日本 が水路調査を計画していることについて「過去の侵略を正当化する行 為だ」と強く批判した。大統領は「対応を抑制する『静かな外交』を 続けるかどうか、決定すべき時期に来ている」とも述べ、日本が調査 を実施する場合、厳しい対抗策をとる可能性を示唆した。

 韓国政府の対応について各党からの意見聴取を兼ねた夕食会で述べ た。

 大統領府によると、盧大統領は水路調査について「(小泉首相の) 靖国神社参拝、歴史教科書問題、独島に対する挑発行為などを総合す ると、国粋主義傾向のある日本の政権が過去の侵略の歴史を正当化す る行為でもある」と言及。今回の事態について「ただのEEZ紛争と 見るのは難しい」と反発した。

 盧大統領は「独島を紛争地域にしようとの日本の意図に巻き込まれ ないよう静かな外交をしてきたが、日本が状況を変えた。日本は攻勢 的に挑発している」と批判した。
(朝日新聞 http://www.asahi.com/)
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竹島の周辺調査、官房長官「時期決まっていない」

 安倍晋三官房長官は17日の記者会見で、日韓が領有権を主張する竹 島(韓国名・独島)への日本の調査船派遣計画に韓国が反発している ことについて「国際法にのっとった冷静な対応が望ましい」とけん制 した。実際の調査船派遣時期に関しては「まだ決まっていない」と説 明。中国が東シナ海の日中中間線付近で船舶航行の禁止通知を出した ことには「日中間でよく協議していかねばならない」と強調した。

 谷内正太郎外務次官は記者会見で、調査を始める理由を「韓国に名 称提案の動きがあるため、日本も対案を提出する」と説明した。

 国際水路機関(IHO)などは6月20日ごろ、各国が海底地形の名称 を持ち寄って妥当か検討する国際会議「海底地形名称小委員会」を開 く。谷内次官は「韓国は過去4年間、日本の抗議にもかかわらず、日韓 の排他的経済水域(EEZ)が重複する海域で調査していた」と明ら かにした。 (20:58)(2006年4月17日)
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