コラムの内容には、架空の話も含まれます。
くれぐれも、ご注意ください。



『参院候補、募集中』 2006年12月11日(月)

造反組みの11人が自民党に復党して、このところ、心穏やかでない小泉 チルドレンの一人、太蔵くん(杉村太蔵衆院議員)ですが、自民党の石 原伸晃・幹事長代理に、呼ばれました。
太蔵くんが、恐る恐る、自民党本部、幹事長代理の部屋に入ると、、、。

「あの〜、幹事長代理。何か、ご用でしょうか?」
「おおっ、杉村くん。わざわざ、すまないねぇ〜、まっ、掛けて。」

太蔵くんが、腰を下ろすと、石原幹事長代理は、すぐ、本題に入った。
「杉村くん。来年、参院選があることは、知ってると思うが」
「もちろんです、幹事長代理。え〜と、参議院は定数が、、、」
「いいから。今日は、そういう基礎知識のテストじゃないから。」
「あっ、そうでしたかっ! な〜んだ。試験かと思って緊張してました」

石原幹事長代理は、くだらない冗談を受け流し、話を続けた。
「実はね、候補者が、集まらないんだよ。
来年の参院選は、重要なものなのにねぇ〜、玉がないんじゃ、戦えない。 わかるよねぇ?」「あっ、はい。」
「そこでだ、キミにお願いがあるんだ。
杉村くん、キミは、衆院選の候補者募集に、応募してきたんだよねぇ。」
「はい、そうです、幹事長代理。
締め切りに間に合うように、必死に、応募書類を書きましたよ。」

石原幹事長代理は、少し、強い口調で言った。
「その経験を、次の参院選に役立ててもらえないかねぇ?」
「はい、幹事長代理。喜んで!
参院選の公募のポスターに、私が、映るんですね?
それで、私のように、国会議員を目指す人は、応募してほしいと呼びか けると。
ええ、喜んで協力させていただきます、幹事長代理。」

「それがね、太蔵くん。やってもらいたいのは、違うんだよ。
キミに、参院選挙の公募に、応募してもらいたいんだ。」
「はっ!?」
「つまり、衆院議員を辞めて、参院選挙のわが党の募集に、応募の書類 を出してほしいんだ。」
「議員を辞めるんですか、、、?」
「衆院議員を辞めても、また、参院議員になれるんだから!」
「でも、なんのために、、、?」
「だから、参院議員の公募を宣伝するためだよ。
それに、衆院議員としての任期は、あと3年ないよ。次の選挙は、わから ないし、、、。でも、参院に移れば、あと6年だ。
比例で出れば、大丈夫、当選するよ!
キミが、衆議院から参議院に移ったとなれば、マスコミも注目するだ ろ? それが、狙いなんだよ!」

太蔵くんは、頭をひねりながら、言った。
「でも、幹事長代理。私が、辞任すると、衆院議員が一人減りますが。」
「それは、問題ないんだ。11人が自民党に帰ってきたし。
それに、キミは、比例で当選だろ?」「はい」
「普通なら、比例区で、欠員が出たら、その党の名簿から、次点の人が 繰り上がって当選となる。知ってるだろ?」
「はい、竹中平蔵議員が辞めて、神取忍議員が登場したようにですね」
「そうなんだが、知ってるように、わが党は、勝ち過ぎた。
もう、比例の名簿に名前が載ってないんだよ。
それで、公職選挙法を調べたら、そういうときは、辞める人、キミだね。
太蔵くんが、自分の後釜を指名できるとあるんだ。」

太蔵くんは、驚いて言った。
「いやぁ〜、それは知りませんでした、、、。」
「う〜ん、無理もない。あんなに勝つことは、想定されてないんだよ。
それで、太蔵くん。辞めるときには、城内実氏を、指名してほしい。」
「城内実?」
「そう。安倍総理からのご使命だ。
安倍総理に、恩を売れる、いいチャンスだよ。」
「はぁ〜、、、。しかし、幹事長代理。なんで、城内氏を、、、?」
「さぁ〜、私も詳しくはわからんが、安倍総理からの使命ということだか ら、あの郵政解散のときの、説得に失敗したのがあるんだろう。」
「ふ〜ん、そうですか、、、」
「じゃあ、これに必要事項を記入して、さっそく、明日にも、提出してく れ!」

そういわれると、太蔵くんは、幹事長代理室から、たたき出されるように、 部屋を追われた。
すぐに、また、太蔵くんが問題を引き起こしたと、報じられるようになる と思います。


「党主導で候補公募 参院空白区で自民・石原氏」

 自民党の石原伸晃幹事長代理は10日のテレビ朝日番組で、来夏の 参院選で候補者が未定となっている選挙区について「(14日の)党 改革実行本部役員会で、党として公募を行い、候補者を選定すること を提示する」と述べ、党本部主導で公募による候補者調整に着手する 意向を示した。

 石原氏は「残念ながら、まだ候補者が決まっていないところがある。 (県連から)推薦が上がってきて、その人で大丈夫か保留になってい るところもある」と指摘。

 その上で「開かれた党をアピールする上で、現に公募で何人か決ま っているが、それに増してこれからも公募でやりたい」と述べ、公募 を積極的に進めたいとの考えを強調した。
(共同)
(2006年12月10日 12時41分)
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