コラムの内容には、架空の話も含まれます。
くれぐれも、ご注意ください。



『余人キャンペーン』 2006年12月22日(金)

今日は、金曜日なので、週一回の石原東京都知事の定例記者会見が行わ れました。
さきほど、終わりましたが、いつにない、白熱した論争が展開されてま したよ。
常連の新聞記者に混じって、芸能レポーターの梨元勝氏が、会見場に来 てたのが、その原因。

梨元さんは、こちら。
「梨元チャンネル」
http://nashimoto.cocolog-nifty.com/main/

石原都知事については、四男の問題とか、豪華な海外視察費用など、質 問が集中するのではないかと期待してたんですが、来年の都知事選に立 候補を表明したことで、知事選への意気込みとか、3期目の政策とかに ついて、質問があっただけで、終わるところでした。

そこに、「恐縮ですが、、、」と梨元さんが、手を上げたのです。
梨元さんの質問は、こんな内容でした。

石原都知事が始めた東京の「カラス退治」。
たいした成果もなく終わろうとしてので、これではイカンと、大規模な キャンペーンを展開することに。
その「東京都のカラス退治キャンペーン」のキャンペーン・ガールに、 石原都知事の孫娘が、起用されたのではないか?
そんな質問でした、、、。

「その前にねぇ、あなた、梨元さん。
あなたは、東京のカラスがどんな状況になってるか、知ってるのかね?  ちゃんと、そういうのを調べてから、質問してほしいねぇ。質問するな ら!?」
「恐縮ですが、石原都知事。
私は、カラスには、あまり興味はないんですよ。
カラス退治のキャンペーンのことが知りたいんです。
キャンペーン・ガールは、お孫さんでしょ?」

「ええ、孫娘ですよ。」
「ああ〜、やっぱり。長男の伸晃氏のお嬢さんで、間違いないですね?」
「そうですけど、それが、どうしたというんですか?」

「あっ、恐縮ですが、、、。
都知事は、キャンペーン・ガールの選考には、係わりになられたんです か?」
「知らんよ、私は、そんな。どんな人を、キャンペーン・ガールにしたら いいかなんてのは。
そんなのは、全部、事務方ですよ。
私は、一切、どんなコがキャンペーン・ガールにいいかとか、一言も、 そんなことは言ってませんよ。」

「あ〜、そうですが、、、。あの、都知事、恐縮ですが。
そのキャンペーンで、ポスターが何万枚も刷られて、都内のいたるとこ ろに貼られたんですが、全部、都の費用ですよねぇ?」
「そりゃ、都のキャンペーンだから、都の費用でしょう、当たり前です よ。」
「あっ、恐縮です。それで、都知事。
この後、伸晃氏のお嬢さんが、石原軍団に入って、女優としてデビュー ということになると、、、」
「何を、くだらんことを言ってるだよ、、、」
「恐縮ですが、、、。
もしも、そういうことになったら、東京都のキャンペーンをやったこと とか役に立つんじゃないですか?
オーディションを受けるときも、ポスターで、知名度アップしてるから、 有利に働くんじゃないですかねぇ〜?」

石原都知事は、目をパチクリさせながら言った。
「あんたは、梨元さん、政治記者ではないんでしょうが、それじゃあ、 共産党の新聞を読んでるんですか? そういうことを考えるのは、共産 党の人くらいですよ。」
「私は、スポーツ新聞しか読みませんよ、都知事」

「あのですな。その〜、女優になるとかなんとか、そんな話は、聞いた こともないですな。
それに、東京都のキャンペーン・ガールをタダでやってくれたんですよ。 それに、まっ、奥さんに似たんでしょうなっ。なかなかの顔立ちですし ね。
東京都のキャンペーンをタダでやってくれるという、こんなコは、いま せんよ。
余人に代え難いんだから、私は、孫娘でも誰でも、使いますよ。
当たり前でしょうが。
なにか、法律上の問題でもあるんですか?」

「あの、恐縮ですが、、、都知事。
法律の話じゃなくて、ご自身の孫娘をキャンペーン・ガールに起用する のは、都政の私物化じゃないかと言う人もいるんですが、、、」
「誰ですか、それは!? どうせ、共産党のネガティブ・キャンペーンで しょう。
じゃあ、選挙対策本部の立ち上げ式があるので、これで、終わりますよ」

と言い残して、石原都知事は、そそくさと会見室を出て行きました。
梨元さんは、このネタを、どう発表するのか、楽しみです。(?)




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