コラムの内容には、架空の話も含まれます。
くれぐれも、ご注意ください。



『安倍総理を苦しめる男』 2006年11月28日(火)

自民党の復党問題では、平沼赳夫先生を除く11人が、内定というか、復 党が認められそうですが。

いやぁ〜、なんで、こんなにもめてるんでしょう?
去年、「郵政民営化」選挙のとき、追い出された人が、帰ってきたいと いってるから、入れてあげる。
それでけのことでしょう?
なぜ、こうも、大問題になったのか、謎です、、、。
その謎を解く鍵となる人物がわかりました。

山本一太・参院議員です。

この前の日曜日、山本先生に会って、話を聞こうと、先生の事務所まで 行きましたら、ちょうど玄関から、山本先生が出てきたところでした。

「山本先生、ちょっと、すみません。お話を、、、」
「これから出かけるところだから、車のところまで、歩きながらでいい?」
「はい、結構です、先生。
お出かけというと、拉致議連の関係で、、、?」
「拉致議連? 今日、何かやってるの?」
「横田さんとかが、塩崎官房長官と会うと聞いてますが、、、。」
「あっ、そう。でも、今日は、違うんだ。復党問題の方。
これから、テレビ出演でねぇ〜。」
「ああ、そうなんですか、、、。そういえば、先生。
このところ、ブログでも、復党問題のことばかり書いてらっしゃいます よねぇ〜?」
「えっ、読んでくれてる、僕のブログ?」
「もちろんですよ、先生! あの“人生、まっ逆さま”」
「違うんだけど、、、。“気分はいつも、直滑降”。」
「あっ、そうでしたそうでした。まぁ、ほとんど、同じですよ、先生。」

山本議員は、ちょっと、早足になり、言った。
「で、今日は、なに?」
「今日はですねぇ〜、先生、その復党問題のことで、、、」「うん」
「山本先生は、なんで、造反議員の復党に反対なんですか?
反省して、帰りたいと言ってるのに、、、」
「国民の理解が得られないでしょう。そんなことしちゃ〜」
「国民の理解ですか、、、?」
「うん。支持率も落ちてるし、安倍総理の。」

「でも、先生、あの世論調査ですけど、、、」「なに?」
「あれは、復党に賛成か、反対かと聞いてるだけで、復党させたら、来 年の参院選挙で、自民党に入れないか。自民以外の党に入れるか。そん な質問をしたわけじゃないでしょう?」
「まぁ、そうだけどねぇ〜。それにしても、支持率低下は、困るよ」
「支持率が下がったのは、復党問題が、さも大問題であるかのように、 騒いだ人たちがいたからでは?」「ええ〜、、、?」
「あれっ、もしかして先生。
復党問題で騒いで、国民の注意を集めておいて、安倍総理が、復党を拒 絶する。これで、安倍総理の人気は、また上昇! そんなことを狙って たのでは?」
「そんなことないよ〜」

「でも、先生、“国民の理解”って、郵政民営化のことですか?」
「そうだよ。郵政民営化に反対して、党を出て行った人を、いまさら、 復党させるのは、国民の理解を得られないだろう?」
「う〜ん、そうでしょうか、、、?」
「そうに決まってるよ。郵政民営化に反対してた人を復党させるなら、 去年のあの選挙は、何だったんだ?!ということになる。」
「先生、去年の選挙は、郵政民営化を問う選挙だったのでは?」
「そうだよ。」
「それで、郵政民営化を支持する自公が大勝した。」「そう」
「だから、郵政民営化法案は、成立したのでは?」「うん」
「だったら、もう、解決済みの問題では?」「えっ?」
「だって、造反組みを復党させても、郵政民営化を阻止することはでき ないでしょう? もう、来年の10月から、民営化でしょ?」
「うん、そうなってる。」
「だったら、なんで、郵政民営化にだけ、そんなに拘るんですか?
それが、わからないんですが、、、」
「だから、国民の理解の問題なんだよ」

「先生、でも、自民党には、いろんな考えの人がいるでしょ。
外交・防衛から経済政策やら社会保障なんか、いつも対立するじゃない ですか?」「そうだねぇ〜」
「それなら、郵政民営化のことだけで、党を追い出して、一度追い出し たら、二度と帰れないというのでは、自民党じゃなくて、郵政民営党に なりませんか!?」
「なんだよ、そりゃ〜?」

「先生、復党に反対するほんとうの理由があるんじゃないですか?」
「ほんとうの理由? なに、それ?」
「ほんとうは、郵政民営化問題で、党を出て行った人に代わって、自民党 内で、権力を握った人が、復党されては、自分の権力を失うと、反対して るのでは?」
「そんなバカな!?」
「でも、そのせいで、そういう人たちが大騒ぎして、国民の注目を集めて しまって、支持率低下につながったと。
大騒ぎした人たちのせいで、安倍総理の支持率が落ちたのでは?」
「何を言ってるんだよ!?」
「先生も、大騒ぎしましたよねぇ〜?」
「じゃ、時間がないから」

山本一太議員は、そういって、車に乗り込むと、テレビ局に向かった。


「北朝鮮情報の収集強化を要請 家族会と官房長官が会合」
2006年11月26日17時30分

 拉致問題担当相を兼ねる塩崎官房長官は26日、東京都内のホテル で「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」の横田滋代表らとの昼食会 を開いた。家族会側は拉致被害者の所在確認や安全確保、北朝鮮指導 部の考え方に関する情報収集の強化などを要請。塩崎長官は「情報収 集について改善をはかっていくのは当然のことだ」と検討する考えを 示した。

 家族会側は、安倍首相を本部長とする政府の拉致問題対策本部の設 置などの動きを評価したうえで「北朝鮮側に国連などで何か言われて も無視してきたが、相手から見ると黙認したようにとられる。反論す る必要がある」などと求めた。

 昼食会は塩崎長官が主催し、佐々江賢一郎・外務省アジア大洋州局 長や中山恭子首相補佐官(拉致問題担当)も同席した。
(朝日新聞 http://www.asahi.com/)



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