『祝・中印首相会談』 2005年4月13日(水)

下の日本経済新聞社の記事によると、中国の首相がインドを訪問。
インドの首相と会談したそうです。
会社でこの記事を読んでいると、同僚と議論になりました。

「へぇ〜、中国とインドは、仲良くするのかぁ〜、、、」
「ん? 何の話?」
「ほら、この記事。中印首相会談だって」
同僚に記事を見せると「ふ〜ん」といいながら読んでました。

「あれだなぁ〜、中国とインドが仲良くなると、今後経済的にも大きくなるだろ うし、国連・安保理の常任理事国に、この2カ国が入るかもしれないなぁ〜」
「バッカなこというなよ!」と同僚は、大きな声を出した。
「中国は、今でも常任理事国じゃないか!」

私には信じられませんでした。
そのようなことを聞いたことが、ないわけではないような、あるような、、、?
「うそっ?! 中国が常任理事国?
でも、常任理事国なのに、日本からODAをもらってるわけ?」
「まぁ、そりゃねぇ〜、ちょっとおかしな気もするが、、、。
でも、中国は、常任理事国だよ。
アメリカ、イギリス、フランス、ロシア、中国。この5カ国だよ」

「ドイツも入ってないのか、、、経済大国なのに、、、」
「そうだよ。だから、日本もドイツも、常任理事国入りを目指してるんだよ」
「インドもでしょ?」
「うん、インドとか、ブラジルとか」

「ふ〜ん、、、。
でもさぁ〜、中国は他国からODAをもらっていながら、国連の常任理事国として、 他国のことを決める大きな権限を持ってるわけでしょ。なんか、変じゃない?」
「まぁね。第2次世界大戦の直後にできたものだから、国連は。
当時の世界状況を反映してるんだろ。日本やドイツが経済成長する前の」
「じゃあねぇ〜、ODAをもらってる国が、常任理事国になれるのなら、日本も、 常任理事国になったら、海外へ兵を派遣しなければならなくなる。だから、そ れができるように憲法改正が必要という意見は、おかしいでしょ?」
「えっ、なんで?」
「だってさぁ〜、他国から援助をもらいながらでも、常任理事国の仕事ができる くらいなら、他国に軍隊を派遣できなきゃ、常任理事国になれない。そんな話は ないでしょう?」

新聞をもう一度、読み直した同僚は言った。
「まっ、いいんじゃないの。中国も軍隊、出すんだし。
インドも常任理事国になったら、軍隊、出すだろうし。
日本も出さないわけにはイカンだろう」
「それじゃあ、もし中国が、日本に軍隊を出させないために、常任理事国入りに 反対なんて言ったら、どうなる?」
「いや、もしじゃなく、中国は現にそう言ってるよ」
「ええっ、どうなんの?」
「常任理事国入りは、難しいってことだよ」

日本の国連・常任理事国入りは、前途多難のようです。


国境問題解決に向け基本原則で合意・中印首相会談

 インド訪問中の温家宝・中国首相は11日、ニューデリーでシン印首相らと会談 し、両国間の国境問題の解決に向けた「政治的指針原則」に合意した。両首相は 平和と繁栄を目指し一致して脅威に対処する戦略的パートナーシップの構築や、 科学技術、エネルギー、軍事など幅広い分野での協力を明記した共同声明を発表 した。アジアの大国である中国とインドが新たな関係強化に向けて動き出した。

 両国が合意した指針原則は「双方の安全保障を尊重し、平和的・友好的に国境 問題の解決を図る」と明記。3段階で国境画定を目指す過程の第1段階となる。 同原則は10日に会談したインドのナラヤナン国家安全保障担当首相顧問と戴秉国 ・中国外務次官が基本合意していた。両国政府はまた、二国間貿易の障害を取り 除くための共同作業や財政・金融当局者による対話の開始、民間航空路の増設な どに関する11の覚書に調印した。中国はインドの国連安保理常任理事国入りへの 支持を表明。インド政府は中国側の要請を受け入れ、亡命チベット人らによるイ ンド国内での政治活動を認めないことを改めて確認した。
(日本経済新聞社 http://www.nikkei.co.jp/)



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