『社民党へいらっしゃい!』 2005年8月10日(水)

東京・豊島区に住む友達のところへ遊びに行った帰り、駅前を、暇そうに歩いて いたら、ある男性に呼び止められました。
ちゃんとした身なりで、何かを売りつけようという感じではなかったので、話を 聞いてみました。

その男性、いわく、
「ここを、どこかご存知ですか?」
「ええ、豊島区でしょ」
「そうですが。選挙区でいうと、、、?」
「いや、私は、ここの住人じゃないので、そこまでは知りませんよ」
「東京10区なんですよ」

この男性、一体何が目的で、私を呼び止めたのか、全く予想がつかなかった。
「そうですか。それで、それがどうかしたんですか?」
「東京10区を知らないんですか?」
「選挙区でしょ。この辺の、、、」
「今、全国で一番熱い選挙区ですよ。マスコミも、ここに注目してます」
「ああ、あの、東京10区ですか。
郵政民営化に反対票を投じた小林興起議員に対抗するように、小泉総理が“刺客” として、小池百合子環境相を、送り込んだという、、、」
「そうです、その東京10区です。 そして、民主党は、前回惜しくも小林興起氏に敗れた鮫島宗明氏を立てるようで す」
「そういうことを、テレビで騒いでましたけど、それが、どうかしたんですか?」

男は、やっと本題に入った。
「何か、足りないでしょう?」
「何がですか、、、?」
「自民党、しかも、二人も。そして、民主党ですよ。何か忘れてませんか?」
「ええっ? 別に、、、。」
「社民党ですよ!」
「ああ〜ん。社民党ですか、、、。で、それが、何か?」

「社民党も、東京10区で立候補してくれる候補者を探しています」
「ふ〜ん、そうですか。まぁ、がんばってください」
「いえ。それで、あなたに声をかけたんですよ」
「いや、私は、政治には素人ですから、、、」
「大丈夫ですよ。横光克彦も、最初は、素人でしたから」
「横光さんて、今度、民主党に変わるんじゃないんですか?」
「まぁ、それは、どうでもいいんですが。
ですから、素人でも、大丈夫ですよ。やれます」

「いや、私は、政治には、興味はないですから、、、」
「いいんです。最初は、横光克彦も、興味はなかったんですから。
ウルトラマンをやってたんですよ」
「ウルトラマン?」
「ええ、役者ですよ、元は」
「そうですか。でも、政治家を志したから、立候補したんでしょ。
私は、そんな志は、持ってませんから」
「いいんですよ。横光克彦も、そんな志、持ってませんでしたから。
たまたま立候補したら、たまたま受かったというだけです」

私は、いい話が聞けて、おもしろかったが、選挙に立候補などということは、とん でもないことだから、巻き込まれないうちに、早く帰りたくなった。
「まぁ、とにかく、政治に興味はないですし、政治家にもなりたくありませんか ら、失礼しますよ」
「せっかくのチャンスなのに、、、」

私は、グイグイ押すのでなく、さっと引く点が、気になった。
「えっ? どういうチャンスなんですか?」
「勝てるんですよ! いいですか、自民党が、二人で争ってます」
「小林VS小池ですね」
「それに、民主が加わる」
「すると、どうなるんですか?」
「これだけで、当選ラインがグ〜ンと下がります」
「ええ、それはわかりますが、、、どうなるんですか?」
「だから、社民党の基礎票と、あとは、憲法改悪絶対反対といってる共産党を支 持してた人が流れてきて、それと、このドロドロとした政変劇に飽き飽きした無 党派層を取り込めば、楽々と勝てるんですよ」
「ふ〜ん、、、」

私は、しばらく考えたが、どうやって、無党派層を取り込むのか。それが気にな った。
「わかりましたけど、どうやって、無党派層の支持を得るんですか?」
「それが、できる人物を、スカウトしてるところです」

その男性は、社民党の立候補者をスカウトしていたのだった。
私は、森田健作でも、スカウトしたらどうですかと言って、その場から逃げた。 変わった選挙方法もあるものです。


辻元清美氏に社民党が出馬要請、大阪10区で (読売新聞)

 社民党は、秘書給与詐取事件で有罪が確定し、執行猶予中の辻元清美・元衆院 議員を、衆院大阪10区で公認候補として擁立する方向で調整に入った。

 辻元氏からの回答はまだないという。辻元氏は同事件で02年に議員辞職。昨 年7月の参院選に大阪選挙区から無所属で出馬し、落選した。
[ 2005年8月10日19時57分 ]
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社民・横光氏、離党の方針 民主公認、調整へ
2005年08月09日06時32分(朝日新聞 http://www.asahi.com/)

 社民党の横光克彦国対委員長は8日、離党する方針を固めた。9日にも正式 に表明する。横光氏は前回の衆院選で大分3区から立候補したが落選、比例区 で復活当選を果たした。民主党は大分3区の公認立候補予定者を決めていない ことから、今後、横光氏の公認も含めて調整するとみられる。

 前回の総選挙で当選が6人にとどまった社民党内では、横光氏の離党を機に 民主党への合流論が再燃する可能性もある。

 横光氏は93年に初当選し、4期務めた。03年からは国対委員長兼副党首 を務めるが、憲法論議では福島党首らとの間で意見対立もあった。



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