『自民党非公認候補』 2005年7月11日(月)

「薄氷を踏む思いで、白票を数えた」といわれるほど?緊迫した郵政民営化法案 の衆院通過でしたが、これから、舞台を参議院に移して、また、薄氷を踏む思い をすることになりそうですよ。
今度は、18人の造反で、郵政民営化法案は否決となるそうですし、すでに、10数 人は、否決に回るのでは?と見られていますし、参議院で、もし否決されると、 どうなるか、、、?
考えたら、怖いですよ。

小泉総理は、参議院で郵政民営化が否決されても、衆議院を解散すると言ってま すから、変人総理のことです、解散するでしょう。
衆議院の総選挙です。

小泉総理の郵政民営化に反対した自民党の議員は、どうなるんでしょう?
小泉総理が、造反議員を除名したら、「新党を結成する」と息巻いている人もい ますが、そうはならないと思いますよ。

小選挙区制ですからねぇ〜、自民・民主の一騎打ちとなる選挙区が多くなります。 共産党、社民党でも、存続が危ぶまれているくらいです。
自民党を割って出て、新党をつくっても、1度の選挙はなんとかなっても、その 先、将来はありませんよ、、、。
それを考えたら、新党結成はないでしょう。

すると、小泉総理が、除名しても、除名された議員は、何にもしないのか?
いえ、そうもなりません。
自民党から、ごっそり造反議員が抜け出ると、いくら新人を自民党公認候補にし ても、その穴は埋められません。

となると、民主党が政権をとることになります。
これは、小泉総理にとっても、他の自民党議員にとっても、まずい。
ですから、造反議員を除名することもないでしょう。
自民党ではあるけど、公認されない議員(候補)となるのです。

と、どうなるか?
自民党公認候補VS自民党非公認候補の争いになります。(?)

共産党、社民党は、問題外。
民主党も、去年の年金やら、現在の郵政民営化でも、何をやってるのかよくわ かりません。 総選挙でおもしろいといいますか、盛り上がるのは、やっぱり、自民党の公認候 補VS非公認候補の争いでしょう。

自民党非公認候補は、ちょっと難しい立場になりますよ、、、。
「自民党非公認候補の××です。
小泉総理は、国民の意思や、自民党の多くの議員の声を無視して、郵政民営化に 突っ走っています。今、そんなに郵政民営化が必要なんでしょうか? みなさん の街から郵便局が消えても、いいんですか?

えっ、民主党ですか?
民主党も、ダメですよ。民主党も本音では、郵政民営化に賛成なんですよ。
ちょっと、ゆっくりしたペースで改革すればいいといってるだけです。
民営化には、賛成なんですよ。

いや、そりゃ、私たちも、郵政民営化してもいいですよ。
ただし、遠い将来の話です。
今は、公社のまま、ちょっとづつ、ちょっとづつ、改革していけばいい。
そういってるんですよ。

いいところもいっぱいあるのに、郵政公社をいっぺんに民営化するなんて、失敗 するに決まってますよ。私たちは、それを止めたいんです。郵便局は、みなさん の、国民の財産なんですから!」

と選挙戦を戦う自民党非公認候補ですが、さて、当選できますか。
おもしろい戦いになりそうですねぇ〜。
でも、国民にとって、何のメリットがあるのか、、、。
まぁ、ちょっと郵政民営化が遅れる点がいいんでしょうかねぇ〜。(?)


「郵政」参院否決で衆院解散、反対派は公認せず…首相

 小泉首相は7日深夜(日本時間8日朝)、英グレンイーグルズのホテルで同行 記者団と懇談し、郵政民営化関連法案の参院審議について、「継続審議はあり得 ない。今国会中に成立させる」と述べた。

 さらに、参院で法案が否決された場合は内閣不信任と見なすとの考えを改めて 示し、衆院解散・総選挙に踏み切る意向を強く示唆した。

 首相は、法案を5票差で可決した5日の衆院本会議に関して「否決されていれ ば解散する考えだったか」との質問に対し、「そうだ」と言明し、国民に信を問 うため衆院を解散する決意だったことを明らかにした。

 さらに、「(その際の衆院選は)郵政民営化の是非が最大の争点になる」とし て、法案に反対票を投じた自民党議員は公認しない考えだったことを明言し、参 院での法案否決を目指す自民党内の民営化反対派を強くけん制した。
(2005年7月8日13時23分 読売新聞)
------------------------------------------------------------------------- 「除名なら新党」、平沼・前経済産業相が示唆

 自民党の平沼赳夫・前経済産業相は8日、北九州市内のホテルで講演し、郵政 民営化関連法案の衆院本会議での採決で造反したことに関連し、「私は現執行部 から除名されたとしても、むしろ名誉なことと思いたい。新生自民党を打ち立て てやればよい」と述べ、除名された場合は新党結成に動く可能性を示唆した。
(2005年7月8日23時48分 読売新聞)



line


掲示板へ

next

back

index

menu

home




SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送