『拉致選挙』 2005年5月31日(火)

北朝鮮による日本人拉致事件。
あの手この手で、解決に向かった努力を続けてますが、いまだ事件は、解決しま せん。

拉致被害者の家族の方々や、その人たちを支援する会の人たちなど、「あの国は、 何を言っても無駄なんだから、経済制裁するとか、国として毅然とした態度を見 せて欲しい」と言ってます。

拉致被害者家族会の人たちの怒りが、相当高まってる一方で、小泉総理の行動に 注目すると、おもしろい関係がわかります。
小泉総理が、最初に北朝鮮を訪問した後、田中マキコ外相を更迭し、一気に急降 下していた支持率が再浮上。
二度目の北朝鮮訪問では、小泉総理が年金に加入していない時期があったと判 明。民主党がそこに攻撃の焦点を絞っているときに、北朝鮮訪問を発表。北の将 軍さまと会談し、5人の拉致被害者の子供たちを連れて帰国しました。
すると、支持率が上がり、その後の参院選でも勝利。

この関係を見たら、次の選挙に当選したい人は、何をしたらいいか、すぐわかる でしょう。北朝鮮へ行って、拉致被害者を連れて帰ることです。
次の選挙のとき、選挙運動はこうなりますよ、、、。

「私は、ピョンヤンへ3度も足を運び、この5人の拉致被害者を連れて帰りました」 とA候補が言うと、、、
「私は、北朝鮮国防委員会副議長と会談し、拉致被害者20人の消息を明らかにしました。 うち6人は、すでに帰国してますし、7人は、もうすぐ帰国します」とB候補。

負けてられないA候補が言います。
「某候補がいってる20人は、自分のおかげで消息が判明したと言ってますが、みな さん、騙されてはいけませんよ。帰国した6人を連れて帰ったのは、拉致被害者解 放同盟の人たちの貢献が大きいし、もうすぐ帰国するという7人は、我が党の議 員が交渉したおかげですよ。結局、某候補がやったことは、20人のうち13人以外 の不明の人が、いまも不明であると明らかにしただけですよ。何の役にも立って ません」

B候補が反撃します。
「ある候補が、北朝鮮へ行って連れて帰ったといってる5人の方ですが、どうなっ たかご存知ですか?
ある候補は、連れて帰ったわいいが、そのままほったらかしですよ。
5人は、途方に暮れて、私の事務所に相談に来たんです。
私は、3人に就職先をお世話して、1人には学校を紹介し、1人は、生活保護の手 続きをして差し上げた。
拉致問題を本当に、解決したといえるのは、どうです、私の方でしょう?
ある候補は、選挙目当ての人気取りに利用しているだけですよ。
本当に、拉致被害者の立場に立って行動してるのは、私だけです」

なお、この選挙、拉致問題には、ほとんど触れず、年金と医療制度を立て直すこと を公約したC候補が当選したそうです。




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