コラムの内容には、架空の話も含まれます。
くれぐれも、ご注意ください。



『ご職業は? ニートです、、、』 2006年3月13日(月)

3月もいつの間にか、半ば。
春ですねぇ〜、、、。
ですが、こんなポカポカ陽気の春の日ですが、平日。
しかも、昼間。
街を歩いていると、みなさん、働いています。
まぁ、それは、当たり前かもしれませんが、、、。

仕事のない私は、ブラブラ街を歩いてました。
すると、突然、数人の男性に囲まれて、「仕事はあるの? 夢は?  人生の目標は?」などと立て続けに質問されて、私がニートだとわか ると、すぐに近くの施設に案内されました。

「杉村太蔵議員とニート集会」と書かれた看板がありました。

杉村太蔵?
太蔵クンでした。あの「タナボタ議員」の!

私は、3・40人のニートの人たちと、太蔵クンを待っていたのですが、 「議員多忙のため、今日は秘書が、、、」と代理の人が出てきました。 それでも、太蔵クンの出演するビデオを見せられ、「若者は、夢を持っ て働かなくちゃいけない!」と吹き込まれました。

周りの若者は、みんな、元気付けられたらしく、希望を持って、施設を 後にしました。

私は、「とにかく何かやってもらわなきゃならないが、構造改革など、 自民党が本気で取り組んでいるものの邪魔になっては困るから、まぁ、 何か、身近なテーマを選んで、活動しててくれ」と自民党の武部幹事長 から言われて、「ニート対策」に取り組む太蔵クンは、がんばってるな ぁ〜、というくらいにしか思えませんでした、、、。

しばらく街を、また歩いていると、今度は、おばさん、失礼、ちょっと 年配の女性、数人に囲まれました。

「小泉構造改革は、社会の格差を拡大させ、勝ち組・負け組みを作り出 した!」と小泉総理の政策を批判するビラを配ってました。

私がニートとわかると、「社民党は、ニート対策も持っている」といっ てました。社民党の人のようです。
私は、言いました。

「どういう対策ですか?」
「ニートの人に、夢を持ってもらって、就職支援を行います」
「それで、、、?」
「だから、正社員として、働けるようになんですよ」
「それで、会社のために働いて、お金をもらうと」
「そうですよ。それが仕事です」
「それって、“勝ち組”ですか、、、?」
「いやぁ〜、勝ち組・負け組みというのとは、ちょっと違うけど、、、。 まぁ、勝ち組かな」
「あの〜、小泉総理が、“勝ち組・負け組み”をつくったと批判して るようですが、、、」
「そうです。日本の格差は、どんどん大きくなってるんです。 今、なんとかしなくてはなりません。小泉政治を止めないと!」
「でも、ニートには、“勝ち組になれ”と?」
「勝ち組になれとはいわないけど、いつまでもニートのままじゃいら れないでしょう?」

そのまま街をぶらついて、家に帰りましたが、眠る前、考えてみました。
「太蔵クンも社民党も、結局、働け!働け!か、、、。」
眠りに落ちる寸前、大きく伸びをして、
「あ〜あ、好きなことをやって、お金持ちになりた〜い!」
声に出して言ったら、すっきりして、ぐっすり眠れそうでした。


ジョブカフェ・サポートセンター
http://www.jobcafe-sc.jp/

ジョブカフェSAGA
http://www.jobcafe-saga.info/
佐賀県と佐賀労働局が連携して設置した、若者のための 就職支援センターです。

2006年度政府予算案見直しのポイント
社会民主党政策審議会
http://www5.sdp.or.jp/central/topics/yosan060302.html
【T 歳出増を図るべき項目】
2.生活再建最優先の雇用・失業対策
* フリーターやニートなど若者の就労対策、適職選択の支援を強化: 企業での実習、教育訓練を受けるとともに、正規雇用への円滑な移行 を目的とする「インターンシップ(体験入社)制度」の普及および企 業向け助成措置の強化など



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