『永岡洋治衆院議員 自殺の真相』 2005年8月1日(月)

下の新聞記事によると、自殺した永岡洋治議員は、1日午前9時50分ころ、自宅 で奥さんに発見されたことになってますが、いくら「国会がないから、ゆっくり できる」と聞いていたとしても、奥さんが、9時過ぎまで寝ていたとは、とても 思えません。
真相は、こうです!

1日、朝7時、いつもより少し遅く、永岡洋治議員の奥さんが、玄関に新聞を取り に行くと、階段で、首をつってる議員を見つけました。
すぐに派閥のボス・亀井静香議員に、連絡を取ろうとしましたが、今は、郵政民 営化反対運動で忙しく、なかなか捕まりません。
派閥で、次に偉い平沼赳夫議員に連絡すると、「救急車や警察は、少し、待って ほしい。対応を協議したい」とのこと。

永岡議員の奥さんは、言われたとおり、じっと待ってました。
1時間経っても、2時間過ぎても、平沼議員からの連絡はありません。
そこで、痺れを切らせた長女が、消防に電話したのです。
それが、午前9時50分。

1時間も2時間も、亀井派では、一体、何を協議していたのか?!

もちろん、この自殺が、郵政民営化に与える影響を分析していたのです。
郵政民営化に反対する亀井派としては、この自殺の原因が、郵政民営化に反対す る永岡議員を、無理やり賛成させた、自民党執行部の強引な切り崩し作戦にあっ た。そうつなげたかったのです。

しかし、派閥の秘密会議で結論が出る前に、永岡議員の家族が救急車を呼んだと いう知らせが入ると、事は急転。会議をしてたのでは、埒が明かないからと、亀 井・平沼の両氏は、永岡議員が搬送された病院に急行しました。
午前11時ころ、病院に到着。

さっそく治療にあたる医師団のチーフに話を聞きました。
病院の廊下の端の個室に、亀井氏、平沼氏と医師の3人が集まり、相談します。
「緊急手術をすれば、もしかしたら、助かるかもしれません」
医師は、そういいます。
しかし、亀井氏が、一言。
「いや、その必要はありません、、、」
「確率は低いですが、助かる可能性があるんですよ、手術をすれば、、、」
と医師。平沼氏がいいます。
「亀井先生、手術にかけましょう。可能性を信じて。」
亀井氏は、いいました。
「いや、もし、成功して、助かったら、問題なんだ」
平沼氏は、言った。
「先生、何でです? どうして、助かったら、問題なんですか?」
「もしも、命をとりとめて、自殺を図ったのが、郵政民営化に賛成の票を入れた ことを、派閥のみんなに、厳しく咎められたせいだ。そんなことを話し出した ら、どうする?!
ここは、静かに、うちの執行部の汚い切り崩し作戦の犠牲になって、亡くなって くれた方が、小泉政権を揺さぶるのに、都合がいい」
亀井先生は、平沼氏にそういうと、医師に向かって言った。
「先生、手術の必要はありません。静かに逝かせてやってください」

こうして、午後0時15分ごろ死亡が確認された、、、。
永岡洋治議員のご冥福をお祈りいたします。


自殺:自民党の永岡洋治衆院議員、東京の自宅で首つり

 自民党の永岡洋治衆院議員(54)=茨城7区=が1日午前9時50分ごろ、 東京都世田谷区上祖師谷2の自宅で、首をつってぐったりしているのを起床した 妻(51)が発見、長女(25)が119番通報した。永岡議員は三鷹市内の病 院に運ばれたが、午後0時15分ごろ死亡した。郵政民営化法案への対応で悩ん でいたとの関係者の証言もあり、警視庁成城署は自殺とみて調べている。永岡議 員の遺体は同日夕、病院から自宅に戻された。

 調べでは、永岡議員は自宅1階と2階の間の階段の手すりにネクタイを結び、 自殺していた。Tシャツ姿だった。遺書は見つかっていない。

 永岡議員は7月31日、地元の茨城県から東京の自宅に戻った。妻には同日 夜、「明日は国会がないので、朝はゆっくりしたい」と話し、1日午前0時前に は2階寝室で就寝したという。議員事務所は「昨日は地元を回っていたが、事情 が分からない」と話している。毎日新聞 2005年8月1日
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永岡議員自殺:永田町に衝撃、同僚議員ら「信じられない」

 郵政国会がヤマ場にさしかかった1日、自民党の現職衆院議員が自殺し、永田 町に衝撃が走った。3度目の挑戦で初当選をつかみ取ってから、わずか2年の永 岡洋治議員(54)。郵政民営化関連法案に反対派が多い亀井派に所属しなが ら、賛成票を投じ「一部議員から攻められ悩んでいた」という証言もある。地元 や同僚議員らは「信じられない」とショックを隠しきれなかった。

 自民党の元首脳は「(永岡議員は)まじめな人だっただけに、郵政民営化法案 への対応を途中で変更したことに苦しんでいた」と語る。

 「法案に反対したら、次の選挙で応援しない」。自民党元首脳によると、同法 案に強硬に反対論を唱えていた永岡議員は衆院の採決前、自民党執行部からこう 締めつけを受けたという。「地盤が弱かったこともあり、採決で白票(賛成票) を投じた」。

 採決後には、一部議員から「裏切り者」と言われ、マスコミ各社の取材には 「法案に賛成ではないが、党議拘束されているので白票を投じた」と語った。周 辺に「非常につらい」と漏らしていたという。

 しかし、地元や同僚議員は「変わった様子はなかった」と口をそろえる。30 日昼ごろ、東京から地元・茨城県古河市に戻り、午後から夏祭りにはんてん姿で 参加。みこしを担いだ子供らと一緒に市内を練り歩いた。

 31日は午前9時から、古河市の市制施行55周年記念式典に出席。午後8時 ごろ、私設秘書の携帯電話に「東京に戻ります。後はよろしく」と連絡があっ た。同じころ、東京の公設秘書にも本人から「かぜ気味で1日のスケジュールは すべてキャンセルして休養したい」と連絡があった。

 永岡議員と同じ超党派の政策勉強会に所属していた金子善次郎前衆院議員(自 民)は「先月中旬、私のパーティへの出席をわざわざ電話で、断ってきた。義理 堅い人だったのに」と言葉少なだった。農水省で同期だった伊藤健一総括審議官 は「同期の中ではナンバーワンと言われた優秀な男。選挙に何度も落ちながら、 よく頑張っているなと思っていたのだが…」と、声を落とした。

 東大卒で農水省キャリア官僚だった永岡議員。96年に新進党公認で初出馬し たが、次点で涙をのんだ。00年には、ゼネコン汚職であっせん収賄罪に問わ れ、公判中の中村喜四郎元建設相に挑んだが、再び落選。同元建設相の有罪が最 高裁で確定し、失職に伴って行われた03年4月の補選で、初当選した。
毎日新聞 2005年8月1日
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永岡議員自殺:「郵政法案の対応に悩んでいた」の声も…

 自民党の永岡洋治衆院議員(亀井派)が1日午前、突然自殺したという一報 は、郵政民営化関連法案の参院採決を目前に控えた週明けの永田町に、大きな衝 撃を広げた。自殺の原因はまだ分からないが、永岡氏は郵政法案に反対の立場を 示しながら本会議で賛成票を投じるなど、同法案の対応について悩んでいたとの 声もある。同日昼の政府・自民党連絡会議では、淡々と法案審議を進めることを 確認した。

 自民党の武部勤幹事長は同日昼、「突然の知らせで痛恨の極みだ。永岡さんは 有能、有望な政治家で目をかけていた。永岡さんの分もしっかり頑張らないとい けない」と記者団に語った。郵政法案への影響については「詳細が分からないの で何とも言えない」と述べるにとどめた。

 永岡氏が所属する亀井派の中曽根弘文参院議員は、派閥事務所で記者団に対 し、自殺の理由について「遺書を見ていない以上分からないが、おそらくプライ ベート(な理由)だろう」と語った。

 ただ党内からは、永岡氏が6月28日の党総務会で郵政法案に反対の意向を示 しながら、7月5日の衆院本会議で賛成票を投じたことの関連を指摘する声も出 た。永岡氏が所属する亀井派は郵政民営化反対派が多く、派閥の同僚は「党と派 閥の板挟みになったとしか考えられない」と声を落とした。
毎日新聞 2005年8月1日
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永岡議員自殺、与党に波紋 理由めぐり憶測も
2005年08月01日20時06分(朝日新聞 http://www.asahi.com/)

 自民党の永岡洋治衆院議員の自殺は与党内に波紋を広げた。郵政民営化関連法 案の賛否をめぐる攻防が激しさを増しているだけに、「郵政法案への対応が理由 では」などの見方が出る一方、安易な憶測を戒める声も出た。

 「郵政法案で党執行部からプレッシャーを受け、自らの政治信条を強引にねじ まげられたことで、相当悩んでいたと思う。執行部のやり方の犠牲者ではない か」。永岡氏が所属する亀井派幹部で、反対派の平沼赳夫・前経済産業相は1 日、永岡氏が搬送された東京都三鷹市の病院で記者団に語った。

 永岡氏は衆院採決で法案に賛成した。「派閥幹部との対応の違いに悩んでいた のではないか」と見る関係者は多い。賛成派議員は「反対派が賛成した議員を裏 切り者と言ったり、反対を唱える全国特定郵便局長会などから批判を受けたこと で苦しんでいたのではないか」(山崎派中堅)と、平沼氏とは逆の見方だ。

 一方、中川秀直自民党国会対策委員長は、同日の与党国対委員長会談で「動機 は不明」と述べた。東順治公明党国対委員長も「理由もわからない段階から、執 行部のやり方に問題があったというのは厳に慎むべきだ」と語った。

 小泉首相は党役員会で「いろいろ憶測でものを言うべきではない」と述べた。
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亀井派の永岡洋治衆院議員、自宅で首つり自殺

 1日午前10時5分ごろ、自民党の永岡洋治衆院議員(54)(茨城7区、当 選2回)が、東京都世田谷区上祖師谷2の自宅で、階段の手すりにネクタイを結 んで首をつっているのを家族が発見、119番通報した。

 病院に搬送されたが、約2時間後に死亡が確認された。警視庁成城署は、自殺 とみて関係者から事情を聞いている。遺書は見つかっていないという。

 永岡議員は7月末、選挙区の茨城県古河市に帰り、30、31日には地元の行 事に出席していた。上京予定を1日早めて31日夜、世田谷の自宅に戻ったとい う。同事務所は「なぜこういうことになったのか分からない」と話している。

 永岡議員は古河市出身。東大法学部を卒業、1975年4月、農林水産省に入 省し、牛乳乳製品課長などを歴任、95年に退官した。中村喜四郎元建設相の失 職に伴う2003年4月の衆院統一補選で初当選し、現在2期目だった。

 亀井派に所属しており、郵政民営化法案を巡っては、党総務会では反対したも のの、先月5日に衆院で5票差で可決された際は賛成に回った。亀井派の同僚議 員の秘書は「(郵政問題が)死を選ぶような理由だとは到底思えない。何か思い 詰めるようなことがあったのだろうか」と話した。

 1日夕方以降、自宅には党関係者らが次々と弔問に訪れた。亀井静香・元政調 会長は、「あってはいけないことが起こった」と、沈痛な面持ちで語った。
          ◇
 永岡議員の告別式は、4日午前11時、茨城県総和町前林1953の1総和町 生涯学習センター「とねミドリ館」。喪主は妻、桂子さん。葬儀委員長は亀井静 香衆院議員。(2005年8月1日21時34分 読売新聞)



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