『永岡洋治議員を送る』 2005年8月2日(火)

自殺した永岡洋治衆院議員の通夜、葬儀・告別式の予定が発表されました。
しかし、私には、用意に予想できます。
必ず揉め事が起こりますよ。
このような、、、。

葬儀の打ち合わせをしていると、騒動が巻き起こります。
葬儀委員長であり、永岡議員の属した派閥のボスである亀井静香氏の「あいさつ」 と、喪主である奥さんの「喪主あいさつ」。
どちらを一番最後にするか、、、。
これで、もめるのです。

「テレビの取材も来てるんだから、一番盛り上がるあいさつは、亀井氏が、最後 にやるべきだ」
「そんな話、聞いたことがない。喪主あいさつが、一番最後だ。常識ですよ、日 本の」と亀井が後か、奥さんが後かで、お互い譲りませんでしたが、結局、「喪 主あいさつより、倍の時間を使っていい」といわれ、亀井氏のあいさつが先、喪 主あいさつを最後にすることで、決着しました。

これも、また一騒動。
棺の中に何を入れるか?
亀井氏側は、「衆院本会議で、入れたかったのに、自民党執行部の締め付けのせ いで、入れられなかった。さぞ、無念だったろう。ということで、“青票”を入 れる」と主張。
しかし、これには、永岡議員の秘書が、猛反対。
「いきさつはどうであれ、卑しくも国会議員としてとった行動だから、それを尊 重するべきだ。残されたわれわれには、その責任があるのでは? だから、衆院 本会議で入れた“白票”を入れるべきだ」と主張。
ここに、後援会長が割り込んで、話をさらに複雑にします。
「国会議員としての誇りを持って、あの世に行ってもらいたい。だから、“議員 バッジ”を棺に入れてあげたい」と主張。

3者入り乱れて、「白だ」「青だ」「バッジで」と主張しますが、ついに、家族 が、何も入れない方がいいと主張。
結局、白票も青票も、議員バッジも入れないことに決まります。

しかし、もっともめたのが、このこと。
出棺のとき、棺にすがって、泣き崩れる役。
この一番注目され目立つ役を、誰がやるかで、大もめ。

亀井氏側は、「亀井が棺にすがって、それを、平沼が止める」と主張。
平沼氏側は、「棺の向こうで、亀井先生がすがって、棺の反対側で、平沼がすが る。お互い、泣き崩れたところを、それぞれの秘書が止める」と主張。
後援会長は、全く違って、「棺にすがって泣くなど、男らしくない。亀井先生も、 平沼先生も、棺の側で、“男泣き”。これで済ませてほしい」と主張。
ここに割って入った遺族代表が、「棺にすがって泣く役目は、長女にやらせてや ってほしい」と懇願。
亀井氏、平沼氏、後援会長の3者が、折れて、棺にすがって泣く役は、長女に決 定。

こうして、なんとか、葬儀・告別式の式次第が決まり、「それじゃ、当日は、が んばりましょう!」と解散となったとき、恐ろしいことが起こります。
後援会長が、帰ろうとした亀井先生を呼びとめ、「先生、遺書は、私が持ってま す」と爆弾宣言。
亀井先生は、後援会長を別室に連れて行き、長い間、話し合ってたみたいです。

「親族」として、この席に参加していた私は、ここで追い返されてしまい、その 後、後援会長と亀井氏との話し合いがどうなったのか、見届けることができませ んでした、、、。
残念!

永岡議員の長女が、一枚、上だったようです。
棺に記念の品として、青票を入れるか、白票を入れるか、議員バッジにするかで もめてましたが、結局、何も入れないことに決まりってました。
しかし、長女は、画策しました。
葬儀会社に、特注の棺を頼んだのです。
棺のふたの裏側。
ここの色を、青色にしていたのです。
葬儀が、テレビ中継されるかもしれませんが、この色は、映らないでしょう。
残念!




line


掲示板へ

next

back

index

menu

home




SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送