『特別国会・新人議員 突撃インタビュー』 2005年9月22日(木)

21日(水)、第163特別国会が召集されました。
新しく衆院議員になった人を、国会議事堂の前で捕まえて、直撃インタ ビュー。ホンネを聞いてきました。

片山さつき氏:
車から降りると、すぐに報道陣に取り囲まれてました。
「待って。ちょっと待って。カメラ、撮らないで。
そこのカメラ、とめて。」
と、ものすごい剣幕で怒鳴ったかと思うと、隣の秘書から、鏡を受け取 り、髪の毛を直した。
「お待たせ。さぁ〜、いいわよ。質問は?」
「初登院となる今日のお気持ちは?」
「う〜ん、そうねぇ〜、、、いつも来てたからねぇ、ここには。
まぁ、おバカ議員のお守りをしなくても済むから、いいわよ、これから は。
それが救いねぇ〜、国会議員になった。
そう、やるわよ。権力の座を登りつめてみせるわ。
女性初の首相も、夢じゃないわ。
いえ、絶対なってみせる!
ごめん、後半の部分は、オフレコね」

佐藤ゆかり氏:
「ゆかりタン、“刺客”として送り込まれたのに、野田聖子さんは、岐 阜1区選出の議員となりましたが」
「そうですが、岐阜1区の自民党公認候補は、私です。
私しか、いません。」
「野田聖子議員との戦いは、どうでしたか? 女性同士で、やりにくく なかったですか?」
「関係ありません。あくまで政策で勝負しましたから」
「その政策ですが、ゆかりタン。
10月中にも、郵政民営化法案は成立しそうですが、そうなると、野田聖 子議員との違いは、あるんですか?」
「どうでしょうねぇ〜、、、。
私は、一貫して、郵政民営化に賛成ですし、小泉構造改革を支持してい ます。
改革は支持する。郵政民営化も賛成。でも、この郵政民営化法案 には反対と言ってた人とは違います。」
「1年後、野田議員が復党したら?」
「それは、そのときに考えますよ。党の意見も聞きたいですし」

杉村太蔵氏:
太蔵クン。国会議事堂の前で、どこかに電話をかけてました。
「もしもし、あっ、おとうさん。オレ。おかあさん、いる?
あっ、おかあさん。さっき聞いた、国会議事堂の話だけど、、、。
向かって右が、衆議院だっけ? 左だったっけ?
あっ、そう。わかった。ありがとう。
うん、大丈夫。うんうん、わかってるって。」

太蔵クンは、携帯電話を切ると、議事堂へ向かって歩き出した。
しかし、すぐに報道陣に取り囲まれた。
「緊張してますか?」
「いや、もう、緊張なんてもんじゃないですよ。
国会なんてねぇ〜、見学でしか来れないでしょう、普通?
もう、昨日なんか、全然、眠れなくて、、、。」
といつものように饒舌に語ってくれていたんですが、その時、太蔵クン の携帯電話が鳴りました。

「あっ、はい、幹事長。わかりました。ええ、幹事長、はい、失礼しま す」
「電話は、武部幹事長ですか?」「ええ」
「要件は?」
「今日の新人議員の研修のあと、私一人で、特別研修があるから、残っ てくれということです」
「いきなり居残り授業ですか?」
「そうなんですよ〜、、、。あっ、ちょっと失礼しますよ」

太蔵クンは、議事堂に入る前に、再び携帯をかけた。
「あっ、もしもし、オレ。おかあさん?
いや、代わらなくてもいいよ、おとうさん。
今日の晩ご飯のことだけど、、、うん、ダメみたいなんだ。
うん、ちょっとねぇ〜。
まぁ、初日だから、仕方ないよ。
うん。わかった。それじゃ」

太蔵クンは、報道陣を振り切って、議事堂に駆け込んだ。

広津素子議員も探したんですが、見つかりませんでした。
9/26(月)には、お送りできると思いますので、ご期待ください。


特別国会:新人議員、初登院 緊張した表情で赤絨毯を踏む
片山さつき
特別国会初日の登院で議員バッジをつけてもらう片山さつき議員 =国会内で21日午前9時35分、竹内幹写す

 小泉旋風が吹き荒れた総選挙から10日。当選を果たした衆院議員 が特別国会初日の21日に初登院した。郵政民営化法案反対派への 「刺客」となった片山さつき氏(46)や佐藤ゆかり氏(44)や、 当人すら驚きという比例下位から当選した自民党の新人議員も緊張し た表情で赤じゅうたんを踏んだ。

 ◇「身の引き締まる思い」…片山さつき氏

 白色スーツを着た片山氏は黒塗りの車で現れ「きょうから議員にな りましたが、身の引き締まる思いです」。佐藤氏も「ちょっと緊張し ております。郵政民営化を通すことが最重要課題です」と淡々と語っ た。夫の自殺で急きょ立候補した自民の永岡桂子氏(51)は選挙中 はしていなかった結婚指輪をはめて登院し「主人に恥じないような政 治家になるよう努力いたします」と声を詰まらせた。新潟県中越地震 の被災地、旧山古志村の村長だった自民の長島忠美氏(54)は防災 服姿で登場した。議席を大幅に減らした民主党の28歳の新人、鷲尾 英一郎氏は「少なくなってしまいましたが、前原代表とともに一致団 結して戦います」。

 一方、あっせん収賄罪などに問われ、1審で有罪判決を受けて控訴 中の新党大地の鈴木宗男氏(57)は「10年ここに来ていなかった ようななんともいえない感激です」

 比例東京ブロックの名簿29位で当選した自民の大塚拓氏(32) は元銀行員。当選圏内とは思えず、選挙期間中は選挙カーには乗らず じまい。派閥に属する予定はないが「従来は派閥が所属委員会の割り 振りをしてくれたそうなので、今回どうなるのか」。

 南関東ブロック35位で当選した最年少の自民、杉村太蔵氏(2 6)はテレビ取材に「料亭に行きたい」などと答え、物議をかもし た。この日は、平の会社員から転身した自身を「ヒラリーマン」と 表現し「ヒラリーマン根性が抜けなくて……。ヒラリーマンが議員 になってどう感じたか、皆さんに伝えたい」と弁明した。 比例東 京ブロックで自民は「31番目」の当選者を確保する票を得たが候 補者がいないため社民党の保坂展人氏(49)が代わりに当選。 「いったん落選したようなもので素直に喜べない」と考えていた保 坂氏だが、「自民党の議席が回ってきたのだから質問時間も分けて くれと言いたい」。
毎日新聞 2005年9月21日



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