コラムの内容には、架空の話も含まれます。
くれぐれも、ご注意ください。



『塚原愛が来た!』 2006年1月17日(火)

今日昼間、家に一人でいたら、すごい人が尋ねてきました。
塚原愛です!
NHKの女子アナです。
いやいや、私は、知り合いではありません。
何の予告もなく、いきなり家を訪問したのです。

普段は、訪問者があっても、どうせ新聞の勧誘か、訪問販売だろうと、 こたえないのですが、「こんにちは」という明るい女性の声に、思わ ず、出てしまいました。
すると、塚原愛だったのです!

「はい、なんでしょう?」
「あっ、こんにちは。NHKの塚原愛と申しますが、、、」
「ああっ、塚原さん! アナウンサーの。」
「ええ〜」
「あれっ、カメラはないんですか?」
「いえ、そういうお宅訪問とか、番組じゃないもので、、、」
「へぇ〜、じゃ、何のご用で?」

塚原愛は、申し訳なさそうに、NHKの受信料の請求書を出した。
「あの〜、これを、、、」
「ああっ、受信料ですか。えっ、女子アナが受信料を集めてるんです か?」
「ええ、まあ〜、、、」「大変ですねぇ〜」
「ええ、まあ〜。あの〜、支払っていただけますか?」
「そうですねぇ〜、美人アナウンサーに頼まれると、断れないでしょう」
「どうも、ありがとうございます」

美人アナウンサーの顔を生で見られるのは、うれしい気もするが、溜ま っていた受信料を支払わされるときは、ふところが痛んだ。
「ねぇ〜、塚原さん」「はい?」
「NHKでは、女子アナが、集金に回ってるんですか?」
「女性だけじゃなく、男性も回ってますよ。女性のいらっしゃるお宅に は、男性イケメンアナウンサーが訪問してます」
「それで、うちには、あなたが、、、?」
「そういうことです」

「しかし、アナウンサーになって、こんな集金のような仕事を、 やらされるとは思わなかったでしょう?」
「ええ、確かに。
まぁ、NHKですから、地方局の勤務は覚悟してましたけど、各家庭を回 って、集金する仕事をすることになるとは、、、」
「ご苦労さまです」
「はい、ありがとうございます」

「ところで、NHKを民営化するという話は、どうなってます?」
「われわれ職員は、反対してます。大反対です」
「へぇ〜、、、。でも、民放もあるし。民営化できるものは、民営化す るっていう総理大臣もいるでしょう、ベートーベン・ヘアの?」
「公共放送は、民放とは違いますから。」
「でも、民営化したら、こんな集金なんて、しなくて済むでしょ?」
「それは、そうですけど。あなたと、こうして会えなくなりますよ」
「これからも、ずっと塚原さんが来てくれるわけじゃないんでしょ?」
「ええ、まぁ〜、、、」

「それに、こちらも、お金を払わなくて済むようになるし」
「でも、民放ではできないような番組もやってますし、うちは」
「たとえば?」
「たとえば、、、え〜と、、、。高校野球とか国会中継とか」
「そういうのは、民営化したら、放送しなくなるの?」
「さぁ〜、そういうわけでは、、、」
「だったら、民営化しても、いいのでは?」
「いえ、反対です!
あっ、民営化反対の署名運動をやってるんですよ。
お願いできませんか?」
「いや、私は、民営化賛成だから、、、」
「お願いしますよ〜」
「私は、民営化してもいいと思うから、、、」
「ねっ、お願い!」

私は、愛ちゃんから頼まれると、断ることができなかった。
来月も、集金に来てくれるのだろうか、、、?


「民営化せず」踏まえて議論を NHK改革で小泉首相
2005年12月22日20時14分

 小泉首相は22日夜、NHK改革について「閣議決定で、NHKは 特殊法人とするという方針がある。そういう点を踏まえると、民営化 ということじゃない、ほかの改革が議論されるのではないか」と述べ た。首相官邸で記者団の質問に答えた。政府は01年12月、NHK は「現状の組織形態を維持」とする特殊法人等整理合理化計画を閣議 決定しており、こうした経緯を踏まえて改革に取り組むよう促したも のだ。

 これに先立ち、首相は、官邸で開かれた政府・与党懇談会でも、 「自民党のなかにもいろんな意見があるけれども、(民営化しないと いう)閣議決定もしている」と述べた。同席した公明党の神崎代表が 明らかにした。

 政府の規制改革・民間開放推進会議(議長・宮内義彦オリックス会 長)は21日、NHK改革で受信料制の抜本的見直しを中心に、公共 放送のあり方について06年度早期までに結論を出すなどとした05 年の最終答申をまとめ、首相に提出した。
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NHK受信料見直し「来年度早期に結論」 規制改革会議
2005年12月22日14時38分
宮内議長
規制改革・民間開放推進会議であいさつする宮内議長(左)=21日 午後、東京・永田町で

 政府の規制改革・民間開放推進会議(議長・宮内義彦オリックス会 長)は21日、05年の最終答申を決め、小泉首相に提出した。NH K改革で受信料制の抜本的見直しを中心に公共放送のあり方について 06年度早期までに結論を出すことを明記した。一方、NHKは原田 豊彦・放送総局長らが記者会見でBS(放送衛星)などのスクランブ ル化(有料化)に反対の考えを強調。放送と通信の融合を含めた論議 が活発化するなか、「メディア改革」が政治課題のひとつに浮上して きた。

 この最終答申について内閣は来年3月に改定する「規制改革・民間 開放推進3カ年計画」に内容を盛り込む考えだ。さらに、竹中総務相 が年明けに有識者懇談会を立ち上げ、来年6月までに放送と通信の融 合を視野に入れたメディア改革案をまとめる。6月にまとめる政府の 「骨太の方針」に反映されれば、小泉首相の次の政権にも政策として 引き継がれる可能性が出てくる。

 一方で、NHKは1月の「経営ビジョン」で現行の受信料制を維持 したうえでの経営の改善策を発表する。06年度のNHK予算案の国 会審議もその後始まり、政治の表舞台でも公共放送のあり方が論議さ れる。

 規制改革会議の最終答申は、急増した受信料の不払いについて「一 時的な現象ではなく視聴の有無にかかわらず国民負担を求める制度が 構造的に抱える問題が表面化した」と分析。「受信料収入で行う公共 放送としての業務範囲は真に必要なものに限定する必要がある」とし た。

 そのうえで、BSデジタル放送のスクランブル化の時期の明示は見 送り、「2011年以降の導入」とした最終案より後退したが、保有 チャンネル数のあり方などを含めた公共放送全体の見直しについて 「06年度早期に一定の結論を得るべきである」と明記した。

 受信料制度見直しについて首相は21日夕、官邸で記者団に「よく 有識者で検討してほしい」と語り、竹中総務相の有識者懇談会の論議 を見守る姿勢を示した。

 一方、NHKは原田放送総局長と石村英二郎・放送総局副総局長が 21日の会見で、改めて「公共放送」の堅持とBSなどのスクランブ ル導入への反論を述べた。原田氏は「(スクランブル化で)有料放送 となれば、見てもらえる番組中心に放送することになる」「わけへだ てなく多様なソフトを出すことができなくなる」とし、スクランブル 制は「公共放送」としてのNHKの番組内容を変えるとの考えを強調 した。
(朝日新聞 http://www.asahi.com/)



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