コラムの内容には、架空の話も含まれます。
くれぐれも、ご注意ください。



『Y染色体調査班』 2006年1月27日(金)

皇室典範の改正問題が、にわかに注目を集めています。
「女性・女系天皇を認めるか」が問題の中心のようです。

そして、「女性天皇」。
これは、ご存知、皇太子殿下のお子さん・愛子さまが天皇に即位され ると、女性天皇になられるわけですが、この女性天皇については、あ まり反対意見はないようです。(筆者調べ、、、?)

ところが、「女系天皇」。
上の例でいくと、愛子さまが天皇となられ、そのお子さんが、天皇に 即位されると、女系天皇の誕生となります。

これは、日本の長い歴史上なかったこと。
それで、「皇室の歴史を理解してない」「日本の伝統を破壊する」と 反対の声が上がっているのです。

しかし、この問題は、皇室典範の改正について考える小泉首相の私的 諮問機関「皇室典範に関する有識者会議」でも、十分議論されました。
有識者会議では、去年11月、報告書を出しましたが、ここには、書か れなかった内容もあるのです。

「天皇は、万世一系である。
このことは、遺伝学上、天皇は、“Y染色体”を後世に伝えているこ とを意味する。女系天皇では、Y染色体を伝えることができない。伝 統が破壊される」

このような女系天皇反対論に対して、有識者会議では、愛子さまが天 皇になられて、Y染色体を持ってなくても、天皇として国民は、みん な尊敬するはず。
そのお子さんが、天皇家伝来の“Y染色体”を持ってなくても、天皇と なったら、愛子さまの子供として、天皇の資格は持つだろうし、国民 の尊敬にも変わりはないだろう。

と述べたのは、佐藤幸治先生(近畿大学法科大学院長、京都大学名誉 教授)。
これに対し、奥田碩氏(日本経済団体連合会会長)は、
「“Y染色体”って、そもそもどんなものですか?」という疑問を出し、 また、「ほんとにY染色体がニ千何百年も、同じものが保存され遺伝さ れてきたというのなら、皇太子殿下と、旧皇族の竹田恒泰氏は、同じ Y染色体をお持ちのはずだから、いっぺん、調べてみましょう」
と提案した。

さすがの有識者会議でも、この提案は、一瞬、動揺を呼んだが、おも しろそうだからと、実行することになった。
ただし、あまりに恐れ多いので、秘密裏に。

特別な健康診断とか何とか理由をつけて、皇太子殿下と竹田恒泰氏の Y染色体を採取し、日本では、秘密が漏れる心配もあるので、フランス の研究所に依頼し比べてみると、、、。

ここまでの情報を得るのに、私は、かなりの接待費・交際費を使うこと になったのですが、これは、宮内庁職員からの領収書ももらえないため、 必要経費と申告できず、全額、私がかぶってます。
この結果を教えてもらうためには、まだまだお金がかかりそうですが、 手持ちの金銭に不安があって、いまだ、結果は教えてもらってません。

しかし!
「女性・女系天皇容認」と強く、有識者会議が打ち出したところからす ると、結果は、想像できるようです。(?)
(あくまでも、想像ですが、、、)


「皇室典範改正 広がる慎重論 首相は強硬、反小泉を警戒?」
2006年 1月27日 (金)

 政府が今国会への提出を目指す女性・女系天皇を認める皇室典範改 正案に、「女系天皇は皇統の断絶だ」と危機感を募らせた男系継承尊 重派の包囲網が強まっている。政府・自民党内に提出見送り論が高ま る中、小泉純一郎首相は「今国会で成立させた方がいい」と強気の姿 勢を崩さない。このため、党内からは「首相は郵政民営化の時と同様、 反小泉勢力による政局ととらえている」などの憶測が出ている。

≪提出見送り論≫
 今週に入って、与野党第一党の国対委員長が相次いで「非常に反対 論が大きくなっている」(自民党の細田博之氏)「拙速に決める話で はない」(民主党の野田佳彦氏)と、改正案の提出・審議に慎重な姿 勢を表明した。特に細田発言は「やめた方がいいという官邸へのメッ セージ」(国対関係者)とされる。

 二十六日、自民党の伊吹文明元労相は派閥総会で「皇室典範は憲法 と対比されるべき基本法だから、その改正は野党ともかなり話さない といけない。皇室と政府に心の通い合う対話の関係も築かれないとい けない」と述べた。久間章生総務会長も典範改正に慎重な考えを改め て示した。

 超党派の保守系議員でつくる日本会議国会議員懇談会(平沼赳夫会 長、二百四十二人)も総会で「法案を強引に上程すれば、国論は分裂 し、天皇のご存在の意義を損なう」として拙速な改正案提出に反対す る決議を採択した。

 また、学者ら有志でつくる皇室典範問題研究会(代表・小堀桂一郎 東大名誉教授)は同日、緊急記者会見を行い、問題解決の方策を提言 した。

 提言は、(1)特別法を立案し、元皇族とその男子子孫に皇籍に復 帰してもらう(2)皇室会議が対象者の中から年齢、経歴、適切な人 数などを考慮して復帰をお願いする(3)復帰した者の皇位継承順位 は、原則として現行の皇室典範の規定を適用する−など具体的な内容 だ。

≪切り崩し図る≫
 首相は二十六日夜、「皇室典範に関する有識者会議」の吉川弘之座 長(元東大学長)ら同会議メンバーと首相公邸で会食し、皇室典範改 正案について「今国会で成立させる。安心してください」と明言した。 首相に近い自民党幹部も各派の中堅議員に典範改正に反対する会合に 出席しないよう呼びかけるなど、男系尊重派の切り崩しを図っている ようだ。

 改正案提出見送りを進言した自民党議員は「首相は非常に硬く、私 の意見は退けられた。改正案反対の動きはこれ以上広がらないとみて いる」と話す。

 首相が強硬姿勢を崩さない背景に、郵政民営化関連法をめぐって対 立した平沼元経産相が改正案反対議員のリーダー格に納まっているこ とへの、首相サイドの警戒心を指摘する声もある。

 実際には、拙速な女系天皇容認に反対する議員と郵政民営化に反対 した議員はあまり重なっていないが、一部では「皇室典範問題で小泉 さんを攻撃しようとしているのは、郵政民営化に反対した人たちでし ょう」(公明党幹部)といったうがちすぎた見方もある。

≪皇室も改革?≫
 首相の独特な考え方が、今回の皇室典範改正へのこだわりにつなが っているとの観測も自民党内で広まっている。

 「小泉さんには、伝統や文化より合理化だという頭があるんだろう」

 自民党長老の一人はこう分析する。また、首相の宮中行事に対する 言動を目撃した複数の関係者は、次のようなエピソードを紹介する。 首相は、天皇が神々に新米を供え自身でも召し上がる新嘗祭に参列し た際、「暗いから見えない。電気をつければいいじゃないか」と主張。 周囲に「だから皇室はもっと開かれなければならないんだ」と話した という。

 また、歴代天皇、皇后らの神霊を祭る皇霊祭に参列したときには、 宮内庁長官に「中で何をやっているのか」と質問。天皇、皇后両陛下 に三権の長らが祝賀を述べる国事行為である新年祝賀の儀では、燕尾 服着用を求める宮内庁側の要請に応じず、儀礼上、ふさわしくない紋 付きはかまで通し「皇室ももっと改革が必要だ」と主張したという。

 関係者の一人は「首相は皇室の神秘的な伝統などは、不合理だとし か感じないのではないか」と危惧(きぐ)を示している。
(産経新聞)
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「皇室典範、自民に足並み乱れ 党内分裂懸念も」

 女性、女系天皇を容認する皇室典範改正案をめぐり27日、自民党 執行部内の足並みの乱れが表面化した。党内の慎重、反対論を考慮し、 青木幹雄参院議員会長らが早急な国会提出に異論を唱えたためだ。 「郵政民営化関連法案のようになっては困る」(久間章生総務会長) と党内が分裂する事態を懸念する声も出始めた。

 細田博之国対委員長は同日午前の党内の会合で「与野党入り乱れて いろいろな意見があるので、十分にこなして国会に出してもらいたい」 と発言。これを受け、青木氏と片山虎之助参院幹事長が「国民は女性 天皇と女系天皇の違いを理解していない。しっかり説明すべきだ」と、 法案提出前に十分な議論が必要だと主張を繰り広げた。

 同席した久間章生総務会長も「その意見に賛成だ」と同調したが、 武部勤幹事長は「小泉首相は今国会で成立させると言っている」と首 相の「威光」を盾にその場を収めた。

 自民党内では「男系」である愛子さまが即位した場合の「女性天皇」 には異論がないが、父方に天皇を持たない「女系」に対しては「男系 で125代続いた伝統が壊れる」と反対論が強い。

 片山氏は27日の記者会見で「皇室典範に関する有識者会議」の報 告書に触れ「全くその通りでなければいけないのか議論がある」と指 摘、党内の意見集約に向け、修正にも含みを残した。同時に「まとま るならこの国会だし、まとまらないなら仕方がない」と述べ、対立の 先鋭化を避けるために先送りもやむを得ないとの認識を示した。

 一方、中川秀直政調会長は訪問先の英国で「首相がはっきり言って いるので、法案を提出するのではないか」と語り、今国会で成立を期 す構え。

 自民党の状況について公明党の東順治国対委員長は、記者団に「視 界不良だ。日を追って自民党内の異論や反対論が広がっている」と述 べ、自民党内の議論の行方を見守る考えを強調した。
(共同)(01/27)
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