コラムの内容には、架空の話も含まれます。
くれぐれも、ご注意ください。



『下村博文、総理への道』 2006年11月8日(水)

このところ、中川昭一・自民党政調会長や麻生太郎外相の核保有論が注 目されてますが、地味なところで、怪しい発言を繰り返す男がいます。

下村博文衆院議員。
現在は、内閣官房副長官の仕事をしています。
下村先生、10月には、旧日本軍の従軍慰安婦への関与を認めた、いわゆ る「河野官房長官談話」を見直す必要があると発言。
物議をかもしました。

そして、11月に入ると、保育園が足りないという声に応えて、政府は、 待機児童ゼロ作戦を行ってきましたが、これに対して、女性が、1年く らい家庭で育てたら、保育園はいらないのではないか、と発言。
物議をかもしました。

なぜ、こうも、問題発言を繰り返すのでしょう?
こんな事情があったようです。

11月の3(金)4(土)5(日)と3連休でしたが、下村官房副長官の「女 性が家庭で育てればいい」発言があったのは、5日(日)の講演でのこと。
連休前の11/2(木)、こんなことがありました。

首相官邸。
下村副長官の部屋に、安倍総理が入ってきました。
「よっ、仕事、順調にいってる?」
「これは、総理。どうも。ええ、順調ですよ、、、」
「あのね、悪いんだけど、また、お願いがあるだよねぇ〜」
「はぁ〜、、、。まぁ、どうぞ、お座り下さい」

安倍総理は、どっこいしょと腰を降ろすと、話し始めた。
「待機児童ゼロ作戦、知ってるよねぇ〜?」
「ええ、小泉総理が始めたものですね。」
「それ、やめようと思うんだよ」
「はぁ〜、、、」
「それでさぁ〜、また、言ってもらえる? 講演会とか何か、あるでし ょ、近々? そこで、やってよ。ねっ?」
「ええ〜、総理、またですか、、、?
この前の従軍慰安婦の発言で、かなり睨まれてるんですから、あちこち から、、、。
また、やるんですか、、、?」

「内閣官房副長官にしたのは、誰だったかね?」
「いや〜、安倍総理ですけど、、、」
「だろ? 私を副長官に抜擢してくれたのは、小泉総理だった。
私は、小泉総理にお仕えし、その結果、総理になれた。
ねっ、キミも、ここで、がんばれば、総理だよ!」
「安倍総理が、最初に、官房副長官になったのは、森総理のときでは?」
「いやまぁ、正確にはそうなんだけど、あの人は、ほら、私に何にもし てくれなかったし。1年で辞めちゃったしね。」
「まぁ、それはそうですけど、、、。
でも、なんか、気が進みませんよ〜、総理、、、。
誰か、他にいないんですか?
待機児童ゼロ作戦のことだから、高市早苗に言わせてみては!?」

安倍総理は、腕時計を見ながら言った。
「高市くんは、キミの発言に反論する役目なんだよ。」
「えっ、また反論を食らうんですか? 従軍慰安婦のときのように?」
「う〜ん、だから、言っただろう。車の両輪だって、、、。
右の車輪だけ回転しても、車はその場で、ぐるぐる回るだけだ。
右の車輪を多く、左を少なく回転させて始めて、車は、右に進んでいく んだよ。わかるだろ?」
「あの〜、総理。右を多く回転させたら、車は、左に進みますが、、、」
「ん? そうかな? あっ、じゃ、逆だ、逆。
だから、キミは左の車輪になってもらって、高市くんは右だ。
そうして、両輪がうまく回転して、キミが多く、高市くんが少しと、ち ゃんとやってくれれば、安倍内閣は、右に進める。
日本が右に進むんだよ。
ねっ、いいだろ!? やってくれるね?」
「はい、わかりましたよ、総理、、、」

下村博文総理誕生となりますか!?
日本がどれだけ右へ進めるかにかかってるようです。(?)


高市少子化担当相、「家で子育てしろ」発言に不快感

 高市早苗少子化担当相は7日午前の記者会見で、ゼロ歳児保育見直 しに言及した下村博文官房副長官の発言について「生活やキャリア確 立のために歯を食いしばって働く女性がいる。一律に仕事をやめて家 で子育てしろと言い切られるのは残念だ」と述べ、強い不快感を示し た。

 高市氏は「子どもにとって母性が大事な時期はあると思うが、いろ いろな人生、暮らし方がある」と指摘。政府が進める待機児童ゼロ作 戦を継続する考えを強調した。

 下村氏は、5日の講演で「保育園に入れるより、母親が家庭で1歳 ぐらいまで子育てできる社会システムへの方向転換が必要だ」と発言 した。
(2006年11/07 12:16)
(c) Copyright 2006 The Sankei Shimbun. All rights reserved.
----------------------------------------------------------------
「高市少子化相、下村副長官の子育て関連発言に反発」
2006年11月07日19時01分

 「女性が仕事を続けられないことを理由に子供を産めない、という 話になったらとても残念だ」

 高市少子化担当相は7日の記者会見で、下村博文官房副長官の母親 による子育てに触れた発言に反論した。

 下村副長官は5日、静岡県熱海市内の自民党主催の会合で、0歳児 を保育所に預けて働く母親について「無理に働かなくても、家庭で教 育をやって、きちっと子どもを育てていく方向に移っていくのが本来 は望ましい」と語った。その上で、保育所の待機児童解消を目指す政 策の見直しに言及し、「人間社会の原点の家庭を再構築していく政策」 の必要性を訴えた。

 高市氏は「新聞報道でしか拝見していない」と前置きした上で「女 性も生活のために働いている人もいる、歯を食いしばってキャリアを 確立したい人もいる。いろいろな暮らし方がある中で一律に決められ る問題ではない」とくぎを刺した。

 一方、下村氏は7日、記者団に「一定期間、育児をした後で職場に 復帰できるシステムを作るべきだという趣旨の発言だ」と説明した。
(朝日新聞 http://www.asahi.com/)
----------------------------------------------------------------
下村官房副長官、河野談話再検討「個人的な発言」

 下村博文官房副長官は27日午前の衆院外務委員会で、旧日本軍の従 軍慰安婦への関与を認めた1993年の河野洋平官房長官談話の再検討が 必要と発言したことについて「幅広く科学的な知識をもっと求めて個 人的には研究していきたいと申し上げた。政治家、下村博文としての 発言だ」と述べ、あくまで個人的見解であることを強調した。「安倍 政権でも河野談話はきちんと引き継ぐ」と明言した。

 下村氏は25日の講演で河野談話に関して「もう少し事実関係を研究 し、時間をかけて客観的な知識を収集して考えるべきではないか。私 自身の検討課題」と述べていた。民主党などが安倍晋三首相と見解不 一致と批判していた。
2006年10月27日
(C) 2006 Nihon Keizai Shimbun, Inc. All rights reserved.
----------------------------------------------------------------
下村官房副長官、河野談話「再検討が必要」

 下村博文官房副長官は25日、都内の講演で、従軍慰安婦への旧日本 軍の関与を認めた1993年の河野洋平官房長官談話について「もう少し 事実関係を研究し、時間をかけて客観的な事実を収集して考えるべき ではないか」と指摘し、再検討の必要があるとの認識を示した。
2006年10月25日
(C) 2006 Nihon Keizai Shimbun, Inc. All rights reserved.



line


掲示板へ

次のページ

前のページ

11月のメニュー

コラム・メニュー

home




SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送