コラムの内容には、架空の話も含まれます。
くれぐれも、ご注意ください。



『教育基本法改正とセットで!』 2006年11月22日(水)

衆議院で、教育基本法をめぐって、与党が単独採決したことに怒った野 党が、参議院での審議を拒否してましたが、今日から国会に戻ってくる ようです。
下の記事にあるように、今国会で、教育基本法の改正案が成立する公算 が大とのこと。

政府の提出する教育基本法の改正案や、民主党のもありますが、詳しく は、こちらで。

「教育基本法案について」(文科省)
http://www.mext.go.jp/b_menu/kihon/houan.htm

「民主党・日本国教育基本法案」
http://www.stop-ner.jp/060524taisho.pdf

しかしまぁ〜、日の丸を国旗とし、君が代を国歌とする「国旗国歌法」 のときは、審議のときは、「強制はしません。そんなことは絶対にあ りません」と言ってましたが、いざ、法律が成立すると、石原東京都 知事のように、「法律にあるんだから、ちゃんと守ってもらうのは、 当然!」などと、強制しています。

教育基本法の改正も、「愛国心」教育に使われるのではないでしょう か?
う〜ん、ちょっと、心配です、、、。

そういえば、自民党は、憲法改正を悲願としてますが、教育の憲法と もいえる教育基本法の改正も、憲法改正とセットのように考えてまし た。
自民党が、憲法と教育基本法の改正をセットとするなら、おかしな愛 国心教育が行われることを危惧する人たちは、教育基本法改正とセッ トにするものが、必要なのでは!?

「抵抗勢力支援法」は、どうでしょう?
まぁ、法律の名前はともかく、安倍総理や伊吹文科相の話では、学習 指導要領をはじめ、政府や国会の決めるものは、国民の意思に基づい たものだから、全国の生徒がそれに従うのは、当然!
こういうものを押し付けても、教育への「不当な介入」にはならない。
なのだそうです、、、。

ほんとうでしょうか?
国会で「51:49」のわずかな差で決まっても、国民の意思といえそ うです。
しかし、49%の国民は、反対の意思を持ってるにもかかわらず、それ に従わなければならないわけです。

税金や公共事業の問題なら、それも、仕方ないでしょう。
でも、心の問題まで、数%の違いで、異なる考えを押し付けられるのは、 迷惑な話。

そこで、「抵抗勢力支援法」です!
少数者だからといって、自分の考えること、信じるものが、否定されて は、かないません!

「愛国心」もそうです。
「これが愛国心だ!」と押し付けられ、それ以外は、認められなくなっ ては、恐ろしいことになります。

そんなことにならないように、少数者には、自分の思想や信条のために、 徹底的に抵抗する権利を認め、そのために戦うことを支援することが必 要。
「抵抗勢力支援法」は、そんな法律です。

教育基本法改正は、「抵抗勢力支援法」とセットにして可決するべきで す!


「教育基本法」今国会成立へ、野党きょう審議復帰

 安倍内閣が最重要課題と位置づける教育基本法改正案は今国会での 成立が確実な情勢となった。

 与野党の国会対策委員長らが21日、断続的に協議した結果、国会 審議を拒否していた野党が22日から審議に復帰することで合意した。

 同改正案は参院教育基本法特別委員会で22日審議に入る。防衛庁 の省昇格関連法案は月内にも衆院を通過する公算だ。

 与党は両法案を12月15日までの会期内に成立させたい意向だが、 小幅の会期延長も検討する構えだ。

 21日の与野党国対委員長会談では、安倍首相が出席する衆院教育 基本法特別委員会を近く開き、野党の質問だけで3時間の審議を行う ことで合意した。これを受け、野党は国会審議への復帰を確約した。 国会は7日ぶりに正常化する。

 参院は21日夕の参院教育基本法特別委員会の理事予定者懇談会で、 22日に委員会を開き、同改正案の提案理由説明と質疑を行うことを 決めた。与党は会期内成立に向け、特別委の審議を加速させる構え。 民主党など野党も参院での審議を進める考えだ。
(2006年11月22日3時2分 読売新聞)



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